競馬コラム
競馬新聞や競馬記事などを見ていると妙にダービーというレースが特別なレースであるように思わせるようなものが多々あります。 実際、生産者や厩舎関係者、騎手などのコメントなどからもダービーというワードが聞かれることが多いと言わざるを得ないでしょう…
2021年のJRA賞が発表されています。 既に様々な媒体にて報道はされていますが、筆者の所感も含めて改めて触れてみることにしましょう。 年度代表馬・最優秀3歳牡馬 エフフォーリア 皐月賞を圧勝し、断然人気に推されたダービーこそ僅かハナ差でシャ…
2021年、ブリーダーズカップフィリー&メアターフをラヴズオンリーユーが勝利、そしてその余韻も冷めない内にブリーダーズカップディスタフでマルシュロレーヌが見事に勝利を収めることになりました。 筆者の事で恐縮ですが、90年代にダビスタがきっか…
今週は牡馬クラシック初戦となる皐月賞。 昨年の皐月賞でも当時無敗の戦績を誇ったコントレイルが同じく無敗で挑んだサリオスとの壮絶な叩き合いを制して優勝していますし、一昨年の皐月賞でもこれまた無敗で挑んだサートゥルナーリアが優勝。 先週の桜花賞…
新年を迎えてから大体、週に5レースくらいずつ馬券を購入しています。 実は… 全部外しています! 特段、大穴狙いをしているワケでもないですし、1番人気を買ったこともあります。 でもね、こんなことは『ある』もんなんですよ。 長年競馬をやっていればわ…
ここでは2020年夏に初年度産駒をデビューさせた種牡馬達について触れていきます。 産駒の走りや自身のイメージなども含めた上で現時点での筆者の評価をダビスタ風に表してみました。 ドゥラメンテ 僅差ながらもフレッシュサイアーランキングトップを射止…
馬券というギャンブルに於いて『敵』とは何でしょう? 馬でしょうか? 騎手でしょうか? 調教師でしょうか? 私の見解ではありますが、馬券を買う上での『敵』とは馬券を買う他人であると思っています。 日本の競馬に於ける馬券というものは競馬主催者が発売…
6月にデビューを迎えた2歳戦ですが、12月を迎えて個々の傾向が現れてきています。 2歳リーディングランキングはG1など高額賞金レースがまだいくつも残っているだけにまだまだ上位の順位は変わってくると思われますが、11月まで終えた時点で振り返っ…
国内ナンバー1を誇る社台スタリオンステーションより2021年シーズンの各種牡馬の種付料が発表されています。 まずは繋養種牡馬30頭の種付料を50音順に列記します。 イスラボニータ 150万円 受胎確認後 エピファネイア 1000万円 BOOKFU…
2020年10月25日、京都競馬場で菊花賞が開催。 このレースを制したのはコントレイルでした。 これでコントレイルは7戦7勝。 皐月賞、ダービーを制し、遂に菊花賞をも制覇。 シンボリルドルフ、父のディープインパクトに続き無敗でのクラシック三冠…
28日は阪神競馬場で宝塚記念が行われます。 宝塚記念と言えば有馬記念と並び、ファン投票で上位の馬が出走権を得るといういわば「ドリームレース」として知られています。 そう言えば聞こえはいいんですが、実情としてはこのファン投票はあまり有意義に機…
先日、キタサンブラックが顕彰馬に選ばれたことがJRAより発表されました。 昨年は僅差で選出されなかった同馬ですが、今年の投票では全体の約80%、158票の得票を得て、晴れて顕彰馬に選ばれました。 では、そもそも『顕彰馬』って何でしょうか。 J…
ここではダービーが行われる東京競馬場の芝2400mコースについて検証していきます。 そんなのやるならオークスの前にやれよ!って声も聞こえてきそうですが(笑) さてコース検証ですが、ここではダービーについて触れていきたい意図もありますので、検…
ヴィクトリアマイルを桁外れの強さで制したアーモンドアイが安田記念に参戦するとの報道がなされました。 レースで消耗しやすい体質からこれまで間隔を空けたローテーションが組まれてきたアーモンドアイでしたが、中2週となる安田記念への参戦となります。…
90年代前半くらいまで日本は「種牡馬の墓場」という酷いニックネームで呼ばれていたことがありました。 ある程度キャリアのある競馬ファンならば誰しも一度は聞いたことのあるフレーズではないかと思われます。 世界的なビッグレースを制するなど輝かしい…
2019年に初年度産駒がデビューした昨年の新種牡馬達。 産駒がJRAデビューを果たしてから間もなく1年を迎えようとしています。 新たな世代のデビューを前にこの1年の成績を振り返ってみようと思います。 尚、データは2020年5月10日までのもの…
2月29日より実行されているJRAの無観客開催。 観客がいない中での開催は馬にしてみれば観客に気を取られたり、驚いたりといった可能性を大きく軽減できると思われることから良い影響を与えるのではないかと言われています。 既に一部の報道機関などか…
9日の京都新聞杯。 単勝オッズ1.4倍の圧倒的な1番人気に推されていたアドマイヤビルゴでしたが、終わってみれば4着に敗れてしまいました。 終わってからのことは何でも言えると言えばそれまでなのですが、正直これは人気になり過ぎなんじゃないかと見…
来るべき時が来てしまったのか、遂にJRAの関係者の中からコロナウイルス感染者が現れてしまいました。 感染が発覚したのはJRAの職員とのこと。 彼は阪神競馬場にて騎手達が滞在する調整ルームでの業務に携わる職員だそうです。 この職員の方、先週の高…
UAEの主催者より週末に予定されていたドバイミーティングの開催を中止することが発表されました。 国を挙げてこの開催を行っているドバイミーティングだけにどうにか開催に結び付けたかったようですが、関係者の多くがUAE入りすることもままならない状…
突如として現れた世界最高賞金額レース、サウジカップ。 ドバイワールドカップデーなどと同じように複数の高額賞金レースなどを2日間に集約して行うというスタイルのビッグイベントが新たに誕生しました。 これまでもサウジアラビアでは競馬は行われてはい…
現在、JRAの開催ではレース命名などと引き換えに企業より資金提供を受けるいわゆるスポンサードは基本的にはほぼ行われていません。 ですから、賞金を始めとする開催に掛かる費用などは全て馬券を販売し、そこから得られた利益の中から賄われています。 …
馬券というものは買い続けていくと必ず『波』というものが生じてきます。 上手く当たりが続いたりして大きくプラスになる時期と言うものがある一方で全然当たらないという時期があったりもします。 程度の差こそあれ、これは適当に馬券を買っている人にもプ…
1月27日の川崎競馬より約2か月の予定でフランスの女性ジョッキー、ミカエル・ミシェルが短期免許を取得して騎乗を開始しました。 まだ24歳と若い騎手ですが、母国フランスでは女性ジョッキーに与えられる減量制度をきっかけに次々に勝利を重ねている騎…
1996年の有馬記念や天皇賞(春)を制したサクラローレルが24日朝、老衰で亡くなったとの報道がなされました。 29歳。 サラブレッドとしてはなかなかの高齢でもあり、大往生と言っても良いのかもしれません。 個人的な話で恐縮ですが、ちょうど競馬にの…
16日に行われた東京スポーツ杯2歳ステークス、僅か8頭立てと一見すると寂しい頭数でしたが、今後の活躍が期待される馬の名も複数見られ、今後を見据える意味でも注目の一戦となりました。 そんな東京スポーツ杯を圧巻の走りで制したのがコントレイルでし…
1981年に「世界に通用する強い馬作り」をキーワードに創設されたジャパンカップ。 以来、38回の歴史を積み重ね、2019年で39回目を迎えることになるのですが、この39回の歴史の中で今年、遂に国外からの参戦馬が1頭もいなくなるという事態とな…
どうも、ゆ~じ~です。 今年、最強と言われる台風19号が日本へと向かっています。 天気予報ではこの週末に日本に上陸する恐れがあると報道されており、その動向に注目が集まっています。 一方、競馬界ではこの3連休に3日間開催が予定されており、日曜日に…
最強牝馬エネイブルの前人未踏の凱旋門賞3連覇への挑戦、日本から3頭のG1ホースの参戦もあり、注目度が高いものとなった今年の凱旋門賞。 実際、日本国内での馬券販売額も海外レースとしては史上2位の41億5597万9700円を記録しています。 そんな注目の1…
10月6日にフランス、パリロンシャン競馬場にて凱旋門賞が行われます。 今年はブラストワンピース、フィエールマン、キセキの3頭が日本より遠征、出走を予定しています。 また、欧州で転戦を続けているディアドラも出走の公算もあるとのことです。 ここでは…