2020年 東京新聞杯予想
東京新聞杯と言えば、昨年の覇者インディチャンプがここでの勝利をステップに安田記念、マイルチャンピオンシップの両マイルG1を制覇したのが記憶にも新しいところです。
冬期間の中山競馬場や京都競馬場の芝コースは荒れて時計を要することになりやすいのとは対照的に2月の厳寒期ながら近年の東京競馬場の芝コースは良好な状態で開催されることが多くなっており、そこを目指して使ってくるという馬も決して少なくはありません。
今冬の東京では芝が大きくダメージを受けるような天候もなく、概ね良好な馬場で開催されるものと推測されます。
実際、土曜日の開催ではメインの3勝クラス、節分ステークスではウーリリが1:33.5となかなかのタイムで制しています。
1、2着馬は重賞で上位入線の実績もある馬ですので、レベル的には決して低くはありませんが、このレースを物差しにするなら重賞での実績を持つ馬も多数出走する東京新聞杯は1:32台の決着も十分にありそうな状況となっています。
では予想へ行ってみましょう。
東京新聞杯 予想
◎ シャドウディーヴァ
〇 プリモシーン
▲ ヴァンドギャルド
△ レッドヴェイロン
◎にはシャドウディーヴァを。
コンスタントに走るタイプではないのですが、前走は決して得意ではないと思われる中山で勝利。ハーツクライ×ダンシリと持久力を感じさせる配合もあってかこれまでは中距離を使われてきており、マイルは初めてですが兄弟達はむしろ短めの距離で走っており、十分狙えると見ました。
〇にも牝馬のプリモシーンを。
マイルへの適性が高いことは既にはっきりしています。直線の長いコースは向いていますし、ヴィクトリアマイルでも力を見せたように力量的には不足はないでしょう。秋2走は不甲斐ない走りで評価を下げてしまっていますが、体調は良化しているとの情報も出ていますし、力を出せる出来なら。
▲に連勝中のヴァンドギャルドを。
2歳時から高い評価を受けていた馬ですが、立て直して復帰してからは3連勝。元々感じさせていた素質を開花させつつあります。内枠を引いたことを上手く生かしてスムーズに流れに乗れればここでも十分に通用するだけの力量をつけてきていると判断します。
△にレッドヴェイロンを。
名牝エリモピクシーの産駒は軒並み東京芝マイルに高い適性を示す馬が多く、この馬自身もこのコースで4戦して2-1-1-0と結果を残しています。ダンシングブレーヴの血の影響が強いのかもしれないですね。人気馬なので抑えまでに。