うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2020年 七夕賞予想

ここでは12日の福島メインの七夕賞の予想をしていきます。

f:id:yuujiikeiba:20200710233116p:plain


プロ野球などの各種プロスポーツは観客を入れての開催が再開されていますが、あいにくJRAでは無観客開催が継続されており、今週も観客を競馬場内に入れての開催は行われません。

そんな中で進んできた福島開催ですが、ここのところの天候の影響もあり、馬場の悪化は進んでいるようですね。

今週はまとまった降水は見られてはおらず、金曜日に降った雨もそれほど多くはなく、日曜日には晴天になる予報となっており、馬場自体はグチャグチャになる可能性自体はあまり高くはないようです。

が、先週までの開催である程度痛みが進んでいるだけにいわゆるパンパンの良馬場となることは望みにくい状況となっています。

 

netkeibaの予想オッズでは昨年の福島記念勝ちなどこの舞台での実績を持つクレッシェンドラヴが僅差で1番人気となっています。

ただ、そのクレッシェンドラヴにしても半年振りのレースでもあり、過度の期待は掛けにくい状況で人気は割れてきそうな状況です。

 

僅かな差で2番人気になっているのはアパパネの産駒、ジナンボー。

昨年の新潟記念ではあわやという2着となり、春の大阪杯でも6着と大きく離されずに健闘を見せており、昨年の同時期を上回ると思える成長振りを見せています。

 

では、レースの予想へ行ってみましょう。

 

七夕賞 予想

◎ ジナンボー

○ ヴァンケドミンゴ

▲ エアウィンザー

△ リュヌルージュ

△ オセアグレイト

 

◎にはジナンボー

強気に挑戦した大阪杯では勝ったラッキーライラックと0.5秒差の6着。先行有利の展開の中で2番手につけての競馬と言うことで展開が向いた側面はありましたが、確かな地力の強化が窺える内容と言って良いと見ています。弟のラインベックもそうですが、一瞬の斬れにはやや乏しい馬だけに上がりの時計が掛かりやすい馬場は悪くはないと思います。

 

○にはヴァンケドミンゴを。

前走勝ちでオープン入りしたばかりの同馬ですが、その1戦が同じ福島芝2000。

やや家賃が高い印象もありますが、ここに照準を定めてきた印象も強く十分チャンスはあると見ています。ルーラーシップ産駒は斬れにやや欠ける一方でパワーを要する馬場では滅法強く、このコースも得意にしています。その相性の良さも買って上位評価に。

 

▲にしたのはエアウィンザー

昨年の京都大賞典以降の3戦では全く冴えない走りを続けている同馬。調教では動いており、これが良化と捉えるべきか精神的な影響で走ってこなかったのかがポイントか。

元々の能力自体はローカルG3レベルではないだけに本来の能力が示せれば楽勝まで。

 

△にリュヌルージュオセアグレイトの2頭。

リュヌルージュは瞬発力はあまりないものの、力を要する馬場では実にしぶとい脚を使ってくるところは祖父メジロマックイーン譲りでしょうか。明らかに昨年よりも力もつけてきており、今の出来と52キロのハンデならばここでも十分上位に食い込めるだけの可能性は持っていると見ています。

オセアグレイトはもっぱら長距離を使われてきており、2000mは新馬戦以来となります。ここまでは比較的早い時計が出る馬場で好走していますが、オルフェーヴル×バーリの配合からはむしろ欧州向きのパワータイプという印象を受けるだけに血統的には十分に魅力は持っていると見ます。

 

 

えー、非常に個人的な事情ではありますが、先日我が家の冷蔵庫が故障してしまいました。

急いで新しい冷蔵庫を購入したんですが、このコロナ禍で少なからず影響を受けている我が家に取っては痛い出費となってしまいましたので、何とか当てて少しでも足しにしたい…ところなんですが、まあそんな甘いもんじゃないでしょうねぇ。

f:id:yuujiikeiba:20200710233649p:plain