遊爺札幌競馬塾

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2021年 東京優駿予想

30日は東京競馬場にて東京優駿こと日本ダービーが行われます。

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昨年はコントレイルが完璧なレース振りでサリオスを突き放して圧勝、皐月賞に続いてクラシック二冠を達成。

その後、菊花賞をも制してオルフェーヴル以来となるクラシック三冠馬に輝くことになります。

今年の皐月賞では好位追走から直線、後続馬を一気に突き放してエフフォーリアがコントレイルに続いて無敗のまま戴冠しています。

当然ながら、このダービーに於いても圧倒的1番人気は確実なものとなっています。

一方、エフフォーリアに挑もうとする他馬達ですが、netkeibaの予想オッズでは2番人気に紅一点、桜花賞2着のサトノレイナスが推されています。

同馬はサトノフラッグの全妹でもあり、早くからマイルよりは中距離でこそ真価を発揮するのではないかとも言われており、エフフォーリア以外の牡馬達に際立った存在がいない中で人気を集めることになりそうです。

 

この時期と言うこともあり、天候もポイントとなることが少なくないダービーですが、週末の府中市は好天が予想されており、良好な馬場状態で行われる可能性が高くなっています。

このまま馬場状態が良好なまま推移すれば、勝ち時計も先週のオークスを上回り、2:24を切ってくる可能性は低くはないと見ます。

 

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◎ エフフォーリアf:id:yuujiikeiba:20210527231146p:plain

最内1番枠を引き当てましたが、比較的前でレースを進めたい同馬にとっては上々の枠順ではないでしょうか。

エピファネイア産駒ということで折り合い面での不安も少なからず感じさせる血統ではありますが、ここまで4戦では折り合いを欠く場面は見せてはおらず、鞍上を務める横山武史騎手が落ち着いて騎乗出来れば無難に折り合えそうか。

距離的にも2000mよりはむしろ2400mでこそ真価を発揮しそうな血統の持ち主で、不安よりは期待の方が大きい印象。

極端な瞬発力勝負に持ち込まれた際の懸念は多少ありますが、それもある程度前々で競馬できれば問題はないものと見ます。

やや気になるのは騎乗する横山騎手。技術的には若手騎手の中でも非常に優れており、その点での問題はないと思いますが、何せ経験値がまだ不十分なだけにこのダービーの重圧の前に普段通りのレース運びが出来るかがポイントでしょうか。

 

〇 タイトルホルダー

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皐月賞ではエフフォーリアに3馬身突き放されてしまいましたが、この馬自身はそう悪い走りではなかったと見ています。決して緩くはなかった流れを先団で進めながらも2着に粘り込み、後続の追撃を辛くも抑えています。

血統を見るとドゥラメンテ×モティベーター。半姉にメロディーレーンがおり、スタミナ能力に於いては2000mより長い距離でこそ真価を発揮すると思うのが自然なものを持っており、2400mの距離に関しては問題ないと見ており、菊花賞まで十分に期待が持てるものと思います。ただ、瞬発力に関しては少なからず不安も感じさせるだけに積極的なレース運びに期待したいところか。

 

▲ ラーゴム

 

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3番手にはきさらぎ賞を制しているラーゴムを。

皐月賞では良いところなく敗れていますが、個人的な見解としては中山芝2000mよりは東京芝2400mの適性が高い馬ではないかと見ています。

母系はアメリカンなスピードとパワーを感じさせる血が多いのですが、父はオルフェーヴル。これまでの走りからも持久力自体は決して低くはないと見ています。

瞬発力勝負では分は悪い面があるだけに主戦の北村騎手と替わった浜中騎手の手腕も問われるレースともなりそうです。

人気はありませんが、上位進出も十分あり得ると見ます。

 

△ シャフリヤール

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毎日杯で驚異的なタイムをマークし、一躍大きな注目を集めた同馬。

イメージ的には全兄のアルアインが思い起こされるのですが、スピードの持続性に長けた中距離馬タイプであるように思われます。緩急が効くタイプではないと思われるため、やや遅めの流れである程度先行して…というのが好走パターンでしょうか。

緩急の激しい展開や早いペースだと脆さが出てしまうように感じますが、その一方で自分のパターンにハマると強さが際立つタイプだけにマークは必要と見ます。

 

× サトノレイナス

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牝馬ではありますが、阪神ジュベナイルフィリーズ桜花賞で見せた能力は世代トップレベルと見ても差し支えなく、ここで上位人気に推されても決して不思議ではありません…が、やや過剰人気にも感じられます。

マイルよりは2000mくらいの方が向きそうな馬ではあり、そのくらいの距離適性ならばダービーやオークスでも十分勝負になるのは歴史が証明しています。

加えて鞍上は現役最強ジョッキー、ルメール。人気もやむなし、といった印象ではありますが、大外枠を引いたことも加えてあまり過信は出来ないと見ての評価となります。

2021年 天皇賞(春)予想

今年の天皇賞(春)京都競馬場が改修工事中のため、阪神競馬場芝3200mで行われます。

阪神競馬場天皇賞(春)が行われるのは1994年にビワハヤヒデが制した時以来27年振りとなります。

阪神競馬場芝3200mでは殆どレースが行われておらず、同コースのデータとしては2か月程前に行われた3勝クラスの松籟ステークスだけしかないと言ってもいいでしょう。

勿論、騎乗するジョッキー達にもコース経験はほぼありません。

尚、このレースでは後続に3馬身差で逃げ切っているのがディアスティマ。

同馬は年末のグッドラックハンデでも後続に7馬身差を付ける逃げ切り(もっとも、逃げ切りとは言っても上がり3ハロンタイムは最速でしたが…)を収めており、天皇賞(春)でも人気の一角となることが予想されています。

 

個人的にはデータを重視しての予想スタイルを取っているだけにデータらしいものがないここは非常にやりにくい一戦でもあります。

 

ただ、3200mという距離は近年の日本競馬に於いては非常に異端の条件だと言って良いでしょう。

それだけに個々の適性の差が非常にハッキリと出やすい条件だとも言えます。

ビッグデータを使った予想が出来ない以上、各馬のこれまでの走りや血統などを中心に好走馬を探っていこうと思います。

今回の阪神芝3200mは変わったコースで、1周目は外回りで、2周目に内回りとなるコースで、直線は356mとなります。

356mの直線と言うと中京と中山の中間くらいの長さになります。

直線だけで容易に追いつける長さでもないだけに3~4コーナーあたりからのロングスパート戦になりやすいコースであると言えます。

 

 

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◎ ディアスティマ

 

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この馬については2歳時から見ていて当時のイメージとしては「ディープインパクト産駒だけどジリ脚で瞬発力に欠けるものの容易にはバテずにしぶとく脚を使い続ける馬」といったものでした。ところが暮れの2勝クラスグッドラックハンデで有無を言わせぬ圧勝。持久力のポテンシャルが違うと思わずにはいられない走り。続く前走の松籟ステークスで後続を全く寄せつけることなく完勝しており、個人的に抱いていたディープインパクト×ストリートセンスの配合イメージを破壊させた走りを見せています。

同馬の血統表を見てみてもそれほどの持久力を感じさせるような馬の血はあまり見られないのですが、この2戦を見る限りは間違いなくステイヤーらしい持久力を持っていたと見るのが妥当だと感じます。比較的内の枠を引いた同馬にしてみればこのコースで前に行けるのは強みでもあり、前走残り2000m地点から5ハロン連続で12秒以下のラップを刻んでみせた走りを評価して◎に。

 

○ ディープボンド

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同馬もディアスティマ同様、早くから典型的なジリ脚タイプとしてジワジワ頭角を現していましたが(これまでの上がり3ハロン最速が34.9)、前走の阪神大賞典では残り1800m地点から5ハロン続けて12秒2前後のラップを刻み、ついてきた先行勢は次々に脱落、終わってみれば後続に5馬身差をつける圧勝劇となりました。

やはりこちらも瞬発力はない一方、底無しの持久力を持っていると見るべき走りを披露しています。ディアスティマが逃げると思われる展開ですが、同馬はスタミナを生かした走りに持ち込もうとするだけに中盤からの持久戦になる公算は決して低くはないと見ます。瞬発戦となればもう用なしでしょうが、その可能性は高くはないと見て〇評価とします。

 

▲ ワールドプレミア

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菊花賞を勝ってはいますが、生粋のステイヤーではないと見ています。むしろ弟のヴェルトライゼンデの方がステイヤー資質は上かもしれません。ベストは2400m強といったところでしょう。ただ、絶対的な能力値はメンバー中でも最高クラスだと見ており、多少の適性の差は能力の高さで十分に補える相手だと見ています。

ここは上記2頭に続く▲評価とします。

 

△ ユーキャンスマイル

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2000~2400mの距離でもそれなりに結果は出していますが、現状では3000mクラスの方が良さそう。究極レベルの持久戦となると厳しいかもしれないが、ゴールドシップ級はいないここなら同馬にも十分にチャンスあり。中団から後方寄りで競馬を進めるタイプだけに前の馬の動向次第となるが、末脚が生きる展開ならば浮上すると見ます。△評価に。

 

 

 

2021年 皐月賞予想

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今週は牡馬クラシック初戦となる皐月賞

昨年の皐月賞でも当時無敗の戦績を誇ったコントレイルが同じく無敗で挑んだサリオスとの壮絶な叩き合いを制して優勝していますし、一昨年の皐月賞でもこれまた無敗で挑んだサートゥルナーリアが優勝。

先週の桜花賞では5戦無敗を誇っていたソダシが強い内容で押し切り、デビューからの連勝を6に伸ばす結果となりました。

奇しくも先々週の大阪杯でも同じく5戦無敗のレイパパレが制していることもあり、ここに来て『無敗』というワードに焦点が集まることになっています。

今回の皐月賞ではエフフォーリア、グラティアスの2頭が無敗でここに歩みを進めてきています。

netkeibaの予想オッズではその1頭、エフフォーリアがホープフルステークス覇者ダノンザキッドを僅差で抑えての1番人気となっています。

 

先週の桜花賞では晴天に恵まれて大幅に回復した馬場の影響もあって、1:31.1という強烈なレコードタイムが記録されていますが、この日の阪神競馬場では桜花賞だけでなく、芝で行われた各レースとも全般にかなり早いタイムが続出していました。

対して中山競馬場に於いては日曜メイン、古馬オープンの春雷ステークスで1:07.3、土曜メイン、3歳G2のニュージーランドトロフィーで1:33.1となっています。

これらも早いには早いタイムですが、究極レベルとも言えた阪神競馬場程早くははない、といったところでしょうか。

加えて、土曜日の中山競馬場では降水が予想されています。

今のところの予報(15日18:00現在)では土曜日の降り始めからで日曜朝までに20ミリ程度の降水の予報が出ていることを考えると、多少なりとも馬場の悪化が濃厚と見るべきでしょう。

当日日中は晴れ、風も出てくる予報となっているため、ある程度は馬場は乾いてくるため、良~稍重程度での開催と推測します。

とは言え、仮に良まで回復しても先週程の時計は出にくいと見ます。

1:59~2:00くらいでしょうか。

 

では、予想へと行ってみましょう。

 

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◎ エフフォーリア

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前述しているようにここまで3戦無敗の同馬に◎を。

前走の共同通信杯では後にスプリングステークスを制するヴィクティファルスと毎日杯をレコード勝ちするシャフリヤールに2馬身半の差を付けての完勝と展開に恵まれた点を考慮しても強い内容。また、エピファネイア産駒は中山芝2000は得意の条件でもあり、多少の馬場の軟化も問題ないと判断し、ここは十分に勝ち負けになると見ます。

 

○ ディープモンスター

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相手が弱かったと言えばそれまでなのですが、前走のすみれステークスではディープインパクト産駒が比較的苦手にしている条件ながら余裕の完勝劇。ディープインパクト産駒と言うと卓越した瞬発力が身上ですが、意外?にも中山芝2000での好走率は低くはありません。同馬はディープインパクト産駒ながら一瞬の斬れよりはしぶとい末脚を使うタイプだけに阪神や京都などより中山に適性を持つと見ています。

 

▲ ダノンザキッド

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前走のディープインパクト記念弥生賞では巧みにスローに落として逃げたタイトルホルダーの前に脚を余す形で3着と初めての黒星を喫しました。ただ、陣営にしてみればこのレースはあくまで「前哨戦」。ホープフルステークス時より後ろから進めたのはどのくらいの脚を使えるのかを確認する意図も少なからずあったと思われます。ただ、本質的に中山向きではないとも感じられ、能力的にも決して抜けてはいないと判断し、抑えとして▲までに。

 

△ ヴィクティファルス

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前走スプリングステークスでは粘るアサマノイタズラを交わして1着。ここまで3戦、1800mしか使われていないですが、もう少し長めの距離の方に適性を感じます。

ハーツクライ×ガリレオの配合だけに斬れ勝負となると分は悪いように思われますが、そもそも皐月賞は33秒で上がってくるようなレースではないですからそれほど問題はないと見ています。また、5月生まれだけに他馬以上に成長の伸びしろも大きいことも期待出来るものと見て△に。

 

△ ラーゴム

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前走きさらぎ賞ではヨーホーレイクの追撃を抑えて辛勝。レース振りが地味な分、注目度は高くはないですが、そもそもこの馬はある程度ペースが流れた方が持ち味が生きるタイプではないかと見ており、ここまでの4戦は全て緩めの流れでもあり、ある程度は流れるだろう皐月賞では更なるパフォーマンスアップは見込めるものと見ています。

 

 

 

久々にちょっと脱線。

90年代中期以降、サンデーサイレンスの産駒達がこの皐月賞でも輝かしい活躍を見せていましたが、そのサンデーサイレンス産駒に食らいつく活躍を見せていたのがブライアンズタイムの産駒達。

ナリタブライアンサニーブライアンシルクライトニングダンツフレームなどが活躍しています。

ブライアンズタイムヘイルトゥリーズン系ロベルトの産駒。

近年では世界的にもロベルトの系統は衰退しつつあり、そのシェアは下がりつつあります。

ロベルト系の特色というのが豊かな持久力と荒れた馬場でも苦にしないパワー、コーナーリングでの加速性能にあります。

故に冬期間や中山コースに高い適性を示す馬も多いのですが、その特色を受け継いでいるのがシンボリクリスエスグラスワンダーでもあります。

時代は進み、シンボリクリスエスからはエピファネイアが、グラスワンダーからはスクリーンヒーローが出て、その血はモーリスへと受け継がれています。

エピファネイアもそうしたロベルト系らしい特色を持っており、素晴らしい持久力と芝向きのパワーを兼備しており、種牡馬として中山芝2000mでも優れた実績を残しつつあります。

今回の皐月賞ではエフフォーリアとワールドリバイバルが同馬の産駒です。

エピファネイア産駒に多い、前向き過ぎる気性を上手くコントロールすることが出来れば非常に楽しみな1戦となりますね。

血統面で言えばもう1頭、ステラヴェローチェも面白い存在です。

中山芝2000mでは抜群の成績を残しているバゴの産駒です。

クロノジェネシスの登場で一気に名が売れたバゴですが、現役時に凱旋門賞を制しているように欧州色の強いパワーに長けた種牡馬です。

尚、血は薄いですがこの馬も前述のロベルトの血を持っていますね。

共同通信杯は着順の印象程、内容は悪くないですし、一発あっても可笑しくはないと思いますよ。

 

2021年 桜花賞予想

先週の大阪杯はクラシックには無縁の道のりを歩んでいたレイパパレが並み居る強豪を一蹴して圧勝を収めました。

と、共に今更ながら感じさせられたディープインパクトの血の強さ。

終わってみれば1、3、4着はディープインパクト産駒で、2着のモズベッロはディープインパクトの孫となります。

 

ディープインパクト、と言えば早くから言われていたのが桜花賞での強さ。

産駒のデビュー以後、ほぼ毎年連対馬を出しており、勝ち馬は5頭を数えます。

今年の桜花賞にはサトノレイナス、アカイトリノムスメ、エンスージアスムの3頭のディープインパクト産駒がエントリー。

母の父にディープインパクトを持つ馬もククナとアールドヴィーヴルの2頭が出走します。

 

 気になる天候と馬場状態ですが、天候は当日まで晴れ予報が出ており、先週のようなことはなさそうです。

と、なればパンパンのスピード馬場も十分にあり得そうですが、4日の開催では大阪杯で早めの流れながら2:01.6と雨が降らなかった時と比較して推定4秒以上時計を要しており、かなり馬場の悪化が進んでいた事が窺えました。

このタイミングで行われた数レースでのダメージがどこまで残るのか、土曜日の開催にも留意すべきでしょうね。

 

では、予想へ行ってみましょう。

 

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◎ メイケイエール

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前走チューリップ賞ではエリザベスタワーと同着ながらも優勝、とこれだけ見れば期待も高まろうというものですが、如何せん内容が微妙。抑える競馬を試みると事前に陣営から宣言されてたものの、いざゲートを出ると行きたがって全く折り合わず、レース半ばで武騎手は抑えるのを諦めて前に行かせてしまいました。

それだけコントロールが効いてなかったにも関わらず最後まで押し切ってしまったのは流石の能力の高さとも言えますが、少なからず本番に向けて不安を露呈したと言って良さそう。

ただ、そんな不安要素を持ちながらもこれまで水準の高い走りを続けている点を評価し、ここでは◎に。

 

○ アールドヴィーヴル

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まだキャリア2戦と良くも悪くも能力が読みにくい点は少なからずあるものの、アカイトリノムスメ、ククナと対戦して、鋭い脚で接戦に持ち込んできた力は評価すべきと判断。中段から進める可能性の高い同馬には枠順も絶好と言えるものですし、十分に争覇圏内に入ることは可能であると見ています。

 

▲ アカイトリノムスメ

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上記のアールドヴィーヴルを破ってクイーンカップを制した同馬。桜花賞馬でもある母アパパネ桜花賞で滅法強いディープインパクトという配合だけに適性については十分に持ち合わせている可能性は大でしょう。やや内目の枠となりましたが、出遅れ傾向があるだけに如何にスムーズなポジショニングが出来るかがポイントです。

 

△ ソダシ

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4戦無敗、重賞3勝と完全に頭一つ抜けた実績を持ち、同舞台である阪神ジュベナイルフィリーズを制しており、1番人気も当然でしょう。

スピードの持続性には優れている一方で瞬発力に関してはそれほどないと見ており、斬れる脚が求められることの多い桜花賞に於いてはやや評価を下げています。

ただ、大崩れもあまりなさそうと見て、ここは△評価とします。

 

△ エリザベスタワー

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前走チューリップ賞では折り合いに苦しむメイケイエールとは対照的に好位からしぶとく脚を伸ばして同着優勝。欧州血統らしい重厚なパワーを感じさせる同馬ですが、絶対的なスピード能力自体は非凡なものを有していると見ています。こちらも瞬発力勝負となると幾分分は良くないと見ますが、タフな流れであれば十分に浮上可能と見ます。

 

 

 

2021年 大阪杯予想

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大阪杯、というと近年まで長年G2として行われてきた時代が長かったこともあってか、G1としては若干格下感が感じられていたところがあったのですが、今年は無敗でクラシック三冠を制したコントレイルとマイル以下の短距離G1を4勝している最強マイラー、グランアレグリアが対決することでその注目度が飛躍的に上がっています。

加えてこの2頭にサリオスが挑む事もあり、非常に魅力的なレースとなっています。

1億2000万円だった1着賞金も昨年より1億3500万円と増額されてきており、最早『元G2』的なイメージは払拭されつつありますね。

 

尚、2017年のG1昇格後はキタサンブラック、スワーヴリチャード、アルアイン、ラッキーライラックがこのレースを制しており、穴馬の台頭もありながらも相応の実力馬が勝利を収めてきています。

 

果たして、前評判通りにコントレイルとグランアレグリアがその比類なき能力を存分に発揮してくるのか、サリオスやレイパパレが大物食いを成し遂げるのか、はたまた意外な伏兵馬が一発食らわせてくるのか。

 

気になるのは馬場状態。

4日の阪神競馬場ですが、朝から雨の予報が出ています。

15:40の発走までに10ミリ程度の降水が予測されています。

昨秋より京都競馬場の改修工事の為、阪神競馬場では開催頻度が上がっており、馬場状態は例年より若干荒れてきています。

 

 

前日の芝レースでの時計の出方を見てみると2勝クラスの1400mで1:21.0、3歳1勝クラスの芝2400mで2:26.3、古馬1勝クラスの2000mで1:59.1と全体になかなか早めの時計が出ています。

20数年くらい前なら全てがレコードクラスの時計ですよね。

開催を重ねて内目の馬場には痛みが認められるものの、気温の上昇に伴い野芝が生えそろってきており、見た目の印象以上にスピードが出る馬場と見て良いでしょう。

降水によって馬場の軟化はあるでしょうが、稍重程度に落ち着くように見ています。

やはり一定以上のスピード能力は求められるものと見ています。

 

では、予想へ行きましょう。

 

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◎ グランアレグリア

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この馬に対して優れた瞬発力を評価する向きが少なからず見られるのですが、個人的な評価としてはスピードの持続力の豊かさに優れたものを持った馬だと見ています。

そして大阪杯に於いては一瞬の豪脚に全てを掛けるタイプよりもこうしたタイプの方が優位に立てると見ています。これまでマイル以下の距離ばかりを使われてきている馬だけに折り合いがポイントとなりますが、頭数もそれほど多くなく、枠順的にも外から被せられる可能性も低いと見てここは◎評価とします。

 

○ コントレイル

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デビュー当初の騎手、調教師のこの馬に対する評価はマイラーというものでした。

2400m以上のダービー、菊花賞ジャパンカップでも強さを存分に発揮しましたが、2000mのここでは更なる強さが期待できるというのは多くの関係者やファンの見解となっています。このレースに向けての調整ではまるで短距離馬のように坂路で好時計を連発しており、本来のスピードを生かすことが出来るようビッシリと追われています。能力に於いては並大抵のものではないでしょう。

が、馬場の悪化がどう出るかがカギとなりそうです。

一瞬の斬れが効きにくいだけに位置取り次第では取りこぼしもあり得ると見て〇評価とします。

 

▲ サリオス

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斬れにやや乏しい印象もあるだけに時計がやや掛かる馬場は決してマイナスにはならないと見ています。前走のマイルチャンピオンシップに関しては完全に問題外と見ます。

外枠で出遅れて前目に付けるのを諦め、結果的に外々を回された挙句、脚を余しての5着ならば、まともに競馬出来ていたなら勝ち負け必至だったと思われます。

その1戦ですっかり評価を落としてしまった感が拭えないだけに大きく上積みも見込めるここでは見直しは必要。コントレイルの存在がなければ無敗で3つ目のG1をダービーで獲得していても可笑しくないだけの能力があることは忘れてはならないと思います。

 

△ レイパパレ

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少なからず気性的な危うさは感じられるものの、スピード能力と先行力は魅力。

これまで戦ってきた相手が大したことないだけに大幅な相手強化を受けて僅か5戦のキャリアでどれだけやれるか、となりますが、こうした持続性の高いスピードを持つ馬には向く舞台でもあることを考慮して△評価とします。

 

 

何だか人気馬を列記した形となって面白みには欠ける予想となりましたね。