うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年 リーディングサイアーランキング

激動の2020年、日本の競馬界は開催の可否が常に問われる中で無観客開催などもありつつ、何とか無事に終了することになりました。 ここで本年の競馬界を支えてきたサイアー達のランキングを紹介します。 尚、データはJRAーVANより発表のものを使用…

2020年 有馬記念回顧

ちょっと遅くなってしまいましたが、有馬記念の回顧です。 ジャパンカップで世紀の対決を演じた3頭の姿はないものの、今年の中長距離戦線を代表する馬が多数出走してきたことで有馬記念として十分な水準の顔触れに。 結果、この1戦を制したのは人気のクロ…

2020年 有馬記念予想

この1年は正に新型コロナウイルスと共にあったと言っていいでしょう。 2月頃から日本国内でも感染者が次々と現れ出し、3月にはJRAを始めとする各競馬場では無観客開催となりました。 3月末のドバイミーティングではレース直前になって中止となり、ア…

2020年 ホープフルステークス予想

今週は土曜日にホープフルステークス、日曜日に有馬記念というダブルG1となります。 ちょっと早いのですが、今週は日曜日の有馬記念も控えていますのでホープフルステークスの予想に入りましょう。 連日のJRAのG1開催というのはかつてジャパンカップ…

2020年 朝日杯フューチュリティステークス予想

今週は先週の阪神ジュベナイルフィリーズに引き続いて長いレース名でも知られる朝日杯フューチュリティステークス。 ただ、年末のホープフルステークスがG1昇格したことで、有力馬が分散してしまった印象は拭えず、クラシック候補となるような馬の出走はあ…

2020年 香港国際競走予想

12月13日は阪神ジュベナイルフィリーズ…ですが、時をほぼ同じくして香港では香港国際競走が開催されます。 今年は新型コロナウイルスの蔓延で開催云々という危機はありましたが、幸いにも香港では現時点ではそれほど深刻な状況には陥ってはおらず、無事…

2020年 阪神ジュベナイルフィリーズ予想

このレース名になってもう久しいのですが、個人的には前の『阪神3歳牝馬ステークス』(当時は馬齢の数え方が今とは違っており、当時の3歳は今でいう2歳でした)という名称の方がしっくりくるところもあります。 90年代後半からJRAは明らかに国外からの…

ヨシオのG1連闘について

ヨシオが先日、ジャパンカップとチャンピオンズカップを連闘してきたことが一部で話題になりました。 この一件について私なりに触れてみることにします。 まず、ヨシオという馬について。 ヨハネスブルグを父に持つ7歳牡馬。 ここまで70戦6勝の戦績でオ…

2020年 チャンピオンズカップ回顧

ダートの頂上決戦、チャンピオンズカップ。 例年、レベルの高いレースが繰り広げられるこの一戦を制したのは4番人気チュウワウィザードでした。 1番人気に推されたクリソベリルは直線半ばで失速して4着に敗れています。 結果的には昨年の上位馬4頭が着順…

2020年 チャンピオンズカップ予想

秋G1初戦のスプリンターズステークスでグランアレグリアが勝って以来続いている1番人気馬のG1連勝はデアリングタクト、コントレイル、アーモンドアイ、ラッキーライラック、グランアレグリア、アーモンドアイと続いて現在7連勝中(尚、これは史上初)…

2020年2歳リーディングサイアーランキング -11月までー

6月にデビューを迎えた2歳戦ですが、12月を迎えて個々の傾向が現れてきています。 2歳リーディングランキングはG1など高額賞金レースがまだいくつも残っているだけにまだまだ上位の順位は変わってくると思われますが、11月まで終えた時点で振り返っ…

2020年 ジャパンカップ回顧

日本競馬史上初となる三冠馬が3頭の対決。 100年に1度とさえ言われた空前のビッグカードとなった2020年のジャパンカップ。 日本中の競馬ファンがこの世紀の対決に期待し、胸躍らせてきた中でレースは無事に行われました。 結果的にはファン達が望ん…

社台スタリオンステーション2021年シーズン種付料

国内ナンバー1を誇る社台スタリオンステーションより2021年シーズンの各種牡馬の種付料が発表されています。 まずは繋養種牡馬30頭の種付料を50音順に列記します。 イスラボニータ 150万円 受胎確認後 エピファネイア 1000万円 BOOKFU…

2020年 ジャパンカップ予想

29日はジャパンカップ。 史上初となる3冠馬3頭の直接対決が実現、100年に1度のスペシャルカードとさえ言われています。 そのジャパンカップの枠順が確定しています。 サートゥルナーリアとラヴズオンリーユーの2頭が回避して15頭立て。 アーモン…

2020年 マイルチャンピオンシップ回顧

今週も非常にレベルの高いメンバーが出走することになったマイルチャンピオンシップ。 このレースを制したのはまたしても1番人気のグランアレグリアでした。 これで秋のJRAのG1はスプリンターズステークスの同馬に始まって6連勝となりましたね。 ハイ…

2020年 マイルチャンピオンシップ予想

この秋のG1戦線、非常にハイレベルな顔触れが毎週揃っていて見応えのあるレースが続いています。 今週はマイルチャンピオンシップ。 安田記念でアーモンドアイに完勝し、スプリンターズステークスでも先行勢を一瞬にして葬り去って見せた桜花賞馬グランア…

2020年 エリザベス女王杯予想

秋華賞ではデアリングタクトが史上初の無敗での牝馬三冠を達成。 菊花賞ではコントレイルがこちらも史上初の父子での無敗クラシック三冠を達成。 天皇賞ではアーモンドアイが並み居る強豪を捻じ伏せて8度目のG1制覇を達成。 競馬史上でも稀に見る大記録が…

2020年 天皇賞(秋)予想

秋華賞ではデアリングタクトが制して牝馬三冠を達成、菊花賞ではコントレイルが際どい競馬ながらこれを制して牡馬三冠を達成。 そして今週は既に牝馬三冠を成し遂げているアーモンドアイが天皇賞へと出走してきます。 日本の競馬史に於いて牡牝合わせて13…

無敗のクラシック三冠馬コントレイル誕生

2020年10月25日、京都競馬場で菊花賞が開催。 このレースを制したのはコントレイルでした。 これでコントレイルは7戦7勝。 皐月賞、ダービーを制し、遂に菊花賞をも制覇。 シンボリルドルフ、父のディープインパクトに続き無敗でのクラシック三冠…

2020年 菊花賞予想

25日は京都競馬場で牡馬クラシック最終戦となる菊花賞が行われますね。 当然、最大の焦点はここまで6戦全勝を誇るコントレイルがディープインパクト以来となる無敗の3冠制覇を成し遂げることが出来るのか否かというところでしょう。 同馬のデビュー当時…

2020年 秋華賞予想

約1か月ぶりの更新となります。 個人的なことなのですが、仕事の方が非常に忙しくなってしまいましてブログ執筆が滞ってしまいました。 その中で長年勤めてきた職場が変わり、これまでのように時間が取れなくなってしまいました。 正直、以前のように更新は…

2020年 京成杯オータムハンデ予想

秋の中山競馬開幕週を飾るのは秋華賞トライアルの紫苑ステークスと古馬マイル戦の京王杯オータムハンデ。 土曜日の紫苑ステークスではチューリップ賞の覇者マルターズディオサが優勝。 打倒デアリングタクトへ名乗りを挙げています。 ここでは日曜日のメイン…

2020年 釧路湿原特別予想

通常、重賞以外のレースの予想記事を掲載することはないのですが、今回は今年の札幌開催のラストとなる最終レース、釧路湿原特別の予想を。 このブログで重賞以外のレース、ましてやローカル競馬場の2勝クラスの予想を載せるのは初めてのことですね。 タイ…

2020年 新潟記念予想

タイトルに札幌と銘打っている以上、札幌開催を優先…するべきなのかもしれないのですが、土曜日の札幌2歳ステークスの予想記事を書くことなく日曜日の新潟記念の予想を掲載します。 先週はいつ以来なのか自分でもわからないのですが、競馬予想記事の掲載が…

2020年 北九州記念予想

札幌では17日に34℃を記録して以降は30℃を超える日はなくなり、連日穏やかな天候の日々となっているのですが、小倉は依然として暑さに陰りは見せず連日30℃を大きく超える日々が続いています。 そんな小倉競馬場のメインは芝1200mの北九州記念。 …

2020年 札幌記念予想

札幌在住の競馬ファンにしてみれば1年に1度のビッグイベントとも言っても過言ではないのが札幌記念。 関東や関西の競馬ファンの方にしてみれば、たかがG2に何をそんなに楽しみにしているんだと思われるかもしれませんが、いわゆるローカル開催でG2以上…

2020年 小倉記念予想

16日、小倉競馬場のメインレースはハンデG3小倉記念。 例年、夏の小倉開催は猛暑の影響も少なからずあり、芝馬場の高速化が見られます。 土曜日の開催では小倉記念と同じ芝2000mで行われた2勝クラスのレースで1:57.8が計時されています。 タ…

2020年 関屋記念予想

16日の新潟のメインは芝マイルのG3関屋記念。 連日の猛暑は新潟にも訪れており、30℃を超える日々が続いています。 それだけに各馬の体調も気にかかる状況ですね。 夏のローカルG3ということもあり、G1を強く意識させるような馬の参戦は殆どありま…

2020年 レパードステークス予想

最近、諸事情のために予想記事ばかりでなかなか回顧記事やコラム記事を掲載出来ていません。 その予想記事も何とかやっているような状況で、申し訳ない次第です。 さて、明日の新潟競馬場のメインは3歳戦で2つだけのダート重賞、レパードステークス。 ユニ…

2020年 エルムステークス予想

今週の札幌競馬場のメインはダート1700mで行われるエルムステークス。 ローカルG3ではありますが、なかなかのメンバーとなりました。 ホープフルステークス勝利以降不振に陥っていたタイムフライヤーでしたが、ダートに活路を見出して1年、前走のマ…