うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年 クイーンステークス予想

今週のメインレースは札幌競馬場での牝馬限定G3クイーンステークス。 地元札幌のレースということで力を入れたい気持ちもあるものの、あいにく札幌競馬場でも無観客開催が継続されており、現地へと脚を運ぶことは出来ません。 もっとも、札幌開催中の土曜…

2020年 アイビスサマーダッシュ予想

先週は多忙で予想はおろか記事の更新も出来ませんでした。 申し訳ありません。 で、今週は新潟で唯一の直線レース重賞でもあるアイビスサマーダッシュが行われます。 この直線芝1000というのがなかなかに曲者なんですよね。 芝1200でろくに走らなか…

2020年 プロキオンステークス予想

12日の阪神競馬場のメインはダートの短距離重賞プロキオンステークス。 ダート路線は距離体系が偏っており、その殆どが中距離となっています。 故に短距離路線はオープン特別(リステッド競走を含む)は多いものの、重賞はかなり少なく、JRAの1400…

2020年 七夕賞予想

ここでは12日の福島メインの七夕賞の予想をしていきます。 プロ野球などの各種プロスポーツは観客を入れての開催が再開されていますが、あいにくJRAでは無観客開催が継続されており、今週も観客を競馬場内に入れての開催は行われません。 そんな中で進…

2020年 ラジオNIKKEI賞予想

キャリアの浅いファンの方にはピンと来ないのかもしれないのですが、個人的にこの『ラジオNIKKEI賞』という名称が未だにシックリ来なかったりします。 どうにも『ラジオたんぱ賞』のイメージが強いんですよねぇ。 それは以前あった暮れの2歳重賞の『…

何故、岩手はコロナ感染がないのだ?

先日、出張していて宝塚記念の回顧記事のアップが月曜日になりました。 なるべく回顧記事はレース当日にアップ出来るようにしていたのですが、出張にはパソコンを持参しなかったこともあり、掲載を翌日にしたのでした。 その出張先こそ、いまだに唯一コロナ…

2020年 宝塚記念回顧

出張先の盛岡から先程帰ってきました。 少々遅くなりましたが、28日の宝塚記念の回顧をしていくことにしましょう。 降水で渋っていた馬場が回復しつつあった28日の午後、阪神競馬場を急に豪雨が襲いました。 雨が降っていた時間こそ長くはなかったものの…

2020年 宝塚記念予想

上半期の競馬も28日の宝塚記念で一段落となります。 今年は2月末よりコロナウイルスの感染拡大に伴い、JRAでも無観客開催が続けられています。 一部のJRA職員にコロナウイルスの感染者が出てしまいましたが、厩舎関係者や騎手などには感染者が出る…

2020年 函館スプリントステークス予想

先週より始まった夏の北海道開催シリーズ。 函館開催から札幌開催の順となります。 当初、東京オリンピックの開催に伴って開催条件に変更があったのですが、オリンピックが開催延期となったことで再度の開催条件変更となっています。 今週は函館スプリントス…

宝塚記念へ

28日は阪神競馬場で宝塚記念が行われます。 宝塚記念と言えば有馬記念と並び、ファン投票で上位の馬が出走権を得るといういわば「ドリームレース」として知られています。 そう言えば聞こえはいいんですが、実情としてはこのファン投票はあまり有意義に機…

2020年 エプソムカップ予想

昨日、マーメイドステークスの予想記事でも触れましたが、梅雨の時期に入り各地で降水が見られています。 マーメイドステークスが行われる阪神競馬場だけでなく東京競馬場も雨模様の天候。 13日の開催が終了した時点での芝コースの馬場状態は不良となって…

2020年 マーメイドステークス予想

いよいよ梅雨の季節が到来。 各地、暑さと雨の日が続くことになりそうです。 …もっとも、このブログは「札幌」と銘打っているように筆者は札幌在住ということで、梅雨には直接関係のない地域に住んでいるのではあるんですが。 とは言え、競馬を予想する上で…

顕彰馬の在り方

先日、キタサンブラックが顕彰馬に選ばれたことがJRAより発表されました。 昨年は僅差で選出されなかった同馬ですが、今年の投票では全体の約80%、158票の得票を得て、晴れて顕彰馬に選ばれました。 では、そもそも『顕彰馬』って何でしょうか。 J…

2020年 安田記念回顧

G1優勝経験馬が10頭と近年でも稀に見る程の豪華メンバーで行われた安田記念。 このレースを制したのは単勝1.3倍の圧倒的1番人気アーモンドアイではなく、昨年の桜花賞馬グランアレグリアでした。 このレースを振り返るに当たって、触れないわけには…

2020年 鳴尾記念予想

今週はちょっとサボっていたらもう週末になるってのに全然予想の準備が進んでおりませんでした…。 ようやく作業に取り掛かって何とか安田記念と鳴尾記念の予想をアップ出来るように。 …と、いうことでここでは7日の鳴尾記念の予想を行っていきます。 余談で…

2020年 安田記念予想

春のG1も3歳クラシックは終わり、安田記念と宝塚記念を残すのみとなりました。 海外に目を向ければ各国、ダービーやオークスはおろか2000ギニーなどもまだ行われていない状況だけに無観客とは言え、ここまで開催出来た事は本当に良かったかと思います…

2020年 日本ダービー回顧

無事、ダービーが終わりました。 無観客と言う異例のダービーを先頭で駆け抜けたのは単勝1.4倍という圧倒的な1番人気に推されたコントレイルでした。 これでコントレイルは5戦5勝、G1は早くも3勝目。 父のディープインパクト以来、15年振りとなる…

2020年 葵ステークス予想

これまで幾度も競走条件が変更されているレースではありますが、一昨年より現在の条件となり、3歳限定の芝1200m戦となりました。 かつては3歳限定の芝1200m重賞は春にファルコンステークスが行われていましたが、競争条件が変わり、事実上その役…

2020年 日本ダービー予想

オークスと共に毎年触れている話題ではありますが、この日本ダービーの正式名称は「東京優駿」。 本来ならタイトルも「東京優駿予想」とすべきなのかもしれませんが、そもそもこのレースの正式名称を知らない方の方が多いとさえ思われるので、ここは敢えて「…

東京芝2400mを検証する

ここではダービーが行われる東京競馬場の芝2400mコースについて検証していきます。 そんなのやるならオークスの前にやれよ!って声も聞こえてきそうですが(笑) さてコース検証ですが、ここではダービーについて触れていきたい意図もありますので、検…

2020年 オークス回顧

注目は無敗で桜花賞を制したデアリングタクトの走りでしたが、終わってみればそのデアリングタクトがゴール前で粘るウインマリリンら先行勢をきっちり捉えて優勝。 牝馬クラシックを4戦無敗で完全制覇。 尚、牝馬クラシックを無敗で完全制覇したのは何と1…

史上最高の安田記念⁉

ヴィクトリアマイルを桁外れの強さで制したアーモンドアイが安田記念に参戦するとの報道がなされました。 レースで消耗しやすい体質からこれまで間隔を空けたローテーションが組まれてきたアーモンドアイでしたが、中2週となる安田記念への参戦となります。…

2020年 オークス予想

毎年の事ですがこの「オークス」ってレース名称は正式な名称ではないんですよね。 ある程度の競馬知識のある方ならお分かりになるとは思いますが、正式名称は「優駿牝馬」というものです。 もう長い事「オークス」と言う名称が根付いているため、今更正式名…

名馬の墓場から…

90年代前半くらいまで日本は「種牡馬の墓場」という酷いニックネームで呼ばれていたことがありました。 ある程度キャリアのある競馬ファンならば誰しも一度は聞いたことのあるフレーズではないかと思われます。 世界的なビッグレースを制するなど輝かしい…

2019年新種牡馬を振り返ってみる

2019年に初年度産駒がデビューした昨年の新種牡馬達。 産駒がJRAデビューを果たしてから間もなく1年を迎えようとしています。 新たな世代のデビューを前にこの1年の成績を振り返ってみようと思います。 尚、データは2020年5月10日までのもの…

2020年 ヴィクトリアマイル回顧

東京競馬場では上半期の最強古牝馬決定戦ヴィクトリアマイルが行われました。 有無を言わせぬ圧倒的な強さを見せつけ、アーモンドアイが楽勝。 誰もがその桁違いの強さはわかっていながらも、改めて眼前にその走りを見せられてしまうと今更ながらもその強さ…

2020年 ヴィクトリアマイル予想

無観客開催が続く中で高松宮記念から始まった春のG1シリーズも既に折り返し地点を過ぎ、今週はヴィクトリアマイルが行われます。 何度も言っててしつこいとは思いますが、よくぞここまで耐えきった!と関係者の方々の数々の努力に敬意と称賛を示したいと思…

2020年 京王杯スプリングカップ予想

16日は東京競馬場でG2京王杯スプリングカップが開催されます。 かつては安田記念の最需要ステップレースとしてトップクラスの出走も多かったこのレース。 近年のトップクラスはG1からG1を渡り歩くようなローテーションが組まれることが多くなってい…

無観客開催の影響を検証する

2月29日より実行されているJRAの無観客開催。 観客がいない中での開催は馬にしてみれば観客に気を取られたり、驚いたりといった可能性を大きく軽減できると思われることから良い影響を与えるのではないかと言われています。 既に一部の報道機関などか…

2020年 新種牡馬紹介②

ここでも2020年に初年度産駒がデビューを迎える新種牡馬を取り上げていきましょう。 ホッコータルマエ 父 キングカメハメハ 母 マダムチェロキー(その父チェロキーラン) 39戦17勝 産駒登録数 110頭 3歳春以降に急激に力をつけ続け、JCダート…