うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2020-01-01から1年間の記事一覧

2020年 新種牡馬紹介①

早いものでまた新たな世代がターフへと姿を現します。 ここでは2020年に初年度産駒がデビューを迎える新種牡馬について触れてみましょう。 ドゥラメンテ 父 キングカメハメハ 母 アドマイヤグルーヴ(その父サンデーサイレンス) 9戦5勝 登録産駒数 1…

2020年 NHKマイルカップ回顧

3歳マイル王決定戦、NHKマイルカップ。 このレースを制することになったのは人気薄のラウダシオンでした。 これによりリアルインパクトはエピファネイアに続いて初年度産駒からG1勝ち馬を出してきたことになります。 では、このレースを振り返ってみま…

過剰人気を探せ!

9日の京都新聞杯。 単勝オッズ1.4倍の圧倒的な1番人気に推されていたアドマイヤビルゴでしたが、終わってみれば4着に敗れてしまいました。 終わってからのことは何でも言えると言えばそれまでなのですが、正直これは人気になり過ぎなんじゃないかと見…

2020年 NHKマイルカップ予想

2月末にコロナウイルス感染拡大の為、始まった中央競馬の無観客開催。 当時は開催そのものが行われなくなるのは時間の問題、他のスポーツと同様に近い将来には日本から競馬開催がなくなるだろうと内心思っていました。 しかし、それから既に2か月以上が経…

2020年 天皇賞(春)回顧

毎週、薄氷を踏むような中で行われている中央競馬開催。 伝統の一戦、天皇賞(春)も何とか無事に行われました。 そんな天皇賞を制したのは昨年の覇者フィエールマンでした。 これでフィエールマンは3000m以上のG1のみで3勝目。 歴史に残る名ステイヤ…

2020年 青葉賞予想

土曜日はダービートライアル、青葉賞。 本番となるダービーにはコントレイル、サリオスの怪物級が待ち受けている状況。 まずはここで実力を示さないことにはそこへの挑戦権すら得られないワケです。 今回のメンバーの中には突出した実績を持った馬は見られま…

2020年 天皇賞(春)予想

毎週、毎週のことにはなりますが、競馬が開催される度にホッとするような気分になります。 そもそも競馬が行われる事が本当に良いのかどうかという疑問がないわけではないのですが、関係者のコロナウイルス感染者もごく一部のJRA職員だけに留まっており、…

2020年 マイラーズカップ予想

今週から中山、阪神から舞台は変わり、日曜日には東京競馬場ではフローラステークス、京都競馬場ではマイラーズカップと2つのG2が行われます。 勿論、今週もまた無観客開催となりますが…。 で、ここでは京都競馬場のメイン、マイラーズカップについて。 …

2020年 福島牝馬ステークス予想

こんにちは、ゆ~じ~です。 ここでは25日の福島牝馬ステークスの予想を。 先週から騎手や馬の殆どがエリアを跨いでの騎乗や出走などに制限が掛けられている状況なのですが、今回はローカル開催となる福島ですね。 ただ、重賞などは例外的にエリアを跨いで…

2020年 皐月賞回顧

まずは無事にレースが終わって良かったな、と。 正直、1か月前には桜花賞、皐月賞の開催は難しいだろうと思っていました。 多くの人達の努力も少なからずあってか、各種スポーツイベントの殆どが中止を余儀なくされている中で、多少のJRA職員のコロナウ…

2020年 皐月賞予想

19日は牡馬クラシック初戦、皐月賞が中山競馬場で行われます。 早くから素質馬として評判になっていたコントレイル、サリオスがその評判をも上回る走りで無敗のままホープフルステークス、朝日杯フューチュリティステークスを制覇し、共にそれ以来となるぶ…

2020年 アーリントンカップ予想

いやぁ、全く収束の目処すら見えてこないコロナ騒動。 一体、いつになれば気にせず自由に暮らすことが出来ることやら。 はい、今回もレースとは全く関係ない話題から入ってきたワケですが、18日は阪神競馬場でG3アーリントンカップが行われます。 どうや…

2020年 桜花賞回顧

最近、G1レースの回顧記事を執筆していませんでしたが、クラシック開幕戦ですし、桜花賞を振り返っていきたいと思います。 朝から雨が降り続いた阪神競馬場。 馬場は悪化し続けて、10レースの3勝クラス芝1200戦での勝ちタイムは1:09.9。 通常…

2020年 阪神牝馬ステークス予想

はい、今回は中山競馬場で行われるニュージーランドトロフィーの予想と共に同日行われる阪神競馬場のメインレース、阪神牝馬ステークスを。 既に知られるところではありますが、このレース、桜花賞と並んでディープインパクト産駒が活躍する傾向が強いことで…

2020年 ニュージーランドトロフィー予想

このレースって結構「NZT」とかって略されて記載されていますよね。 競馬を始めた当初は「NZT」の意味が良くわからなかったのが懐かしいです。 競馬って、結構こういう略称が多いんですよね。 確かに「ニュージーランドトロフィー」とか「アメリカジョ…

2020年 桜花賞予想

ここのところ、この予想記事に於いても毎回、毎回、コロナ騒動について触れているワケですが、12日の桜花賞は「今のところ」開催が予定されています。 9日時点で、JRAの職員に4名のコロナウイルス感染者が確認されています。 JRAからは更に対策を…

耐えられるのかJRA

来るべき時が来てしまったのか、遂にJRAの関係者の中からコロナウイルス感染者が現れてしまいました。 感染が発覚したのはJRAの職員とのこと。 彼は阪神競馬場にて騎手達が滞在する調整ルームでの業務に携わる職員だそうです。 この職員の方、先週の高…

2020年 大阪杯予想

5日は阪神競馬場にて大阪杯が行われる予定となっています。 レースの創設から既に63年を経過しており、数ある重賞の中でも歴史のあるレースとなりますが、G1となったのは2017年と最近のこと。 かつては天皇賞(春)へのステップレース的な位置付けが…

2020年 ダービー卿チャレンジトロフィー予想

無事に山形への出張より札幌へと戻ってきました。 この出張で感じたのは地域間の違いでしょうか。 北海道では比較的早い時期にコロナ感染者が続出していました。 一方で、山形を始めとする東北地方はコロナ感染が確認された人は比較的少なかったのですが、実…

2020年 高松宮記念予想

本来ならば今頃ドバイミーティングが開催されていたはずでしたが、各種の媒体で報じられている通りですが、コロナ騒動の影響で中止になっています。無論、馬券の発売などあろうはずもありません。何だか寂しい年度末となったわけですが、JRAは無観客なが…

2020年 毎日杯予想

前述していますが、現在このコロナ騒動が加速している中でわざわざ山形県へと出張で来ています。文句を言われても仕方ないんですが、専門性の高い業務なんでご容赦頂けたら幸いです。 さて、28日は阪神競馬場で毎日杯が行われる予定です。 流石にこの状況…

ドバイミーティング中止…

UAEの主催者より週末に予定されていたドバイミーティングの開催を中止することが発表されました。 国を挙げてこの開催を行っているドバイミーティングだけにどうにか開催に結び付けたかったようですが、関係者の多くがUAE入りすることもままならない状…

2020年 スプリングステークス予想

このレース、副題が「フジテレビ賞」なんですよね。 んで、日曜日の競馬中継は基本的にフジテレビが放映しているため、毎年このレースは「フジテレビ賞スプリングステークス」として放映されていたりしますね。 見ているとわかりますが、必ず「フジテレビ賞…

2020年 フラワーカップ予想

今週は20日、21日、22日と3日間開催…ですが、例によって今週の各競馬場に於いても引き続き無観客開催となりますね。 相変わらず微妙な空気の中で開催が行われるわけですが、それでも開催出来るだけマシなのかもしれません。 急速にコロナウイルスの感…

2020年 金鯱賞予想

競馬を始めたばかりの頃…25年くらい前ですが、この『金鯱賞』が読めなかったんですよねぇ。 この時代ではスマホなんか当然ありません。…と、いう以前に私は携帯電話を持ってもいなかったですし、そもそも携帯電話でインターネットなど使えなかった時代のこ…

2020年 中山牝馬ステークス予想

はい、今週も当然のように各競馬場では観客を閉め切っての開催となりますね。 日本だけではなく、ヨーロッパや北米なども続々と感染者が増えていく新型コロナウイルス。 中東のイラクでも多数の感染者が確認されています。 この分ですとドバイミーティングの…

2020年 弥生賞ディープインパクト記念予想

…今更ではありますが、このレース名って何とかならんかったんでしょうか(苦笑) 『弥生賞ディープインパクト記念』。 長過ぎるでしょ(笑) 確かに自身が制したレースであり、産駒達が何度も制しているという点に於いては命名するにはうってつけのレースではあ…

2020年サウジカップ開催を終えて

突如として現れた世界最高賞金額レース、サウジカップ。 ドバイワールドカップデーなどと同じように複数の高額賞金レースなどを2日間に集約して行うというスタイルのビッグイベントが新たに誕生しました。 これまでもサウジアラビアでは競馬は行われてはい…

2020年 中山記念予想

出走頭数僅か9頭。 G2ながら少頭数で行われることになる中山記念。 それもそのはずで出走9頭の内、G1勝利経験のある馬が5頭。 加えて、皐月賞3着、ダービー2着後に毎日王冠を制したダノンキングリーが参戦という強力メンバー。 並の重賞クラスの馬…

留まるところを見せぬコロナ騒動

いやね、正直言って天邪鬼なところのある私的にこの話題を安易に取り上げたくないな、と思ってはいたのですが競馬界にも多大な影響を及ぼしていますし、身近なところにも影響がかなり出てきているんで、ちょっと触れてみることにします。 まあ、今更このコロ…