うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2020年 マイラーズカップ予想

今週から中山、阪神から舞台は変わり、日曜日には東京競馬場ではフローラステークス京都競馬場ではマイラーズカップと2つのG2が行われます。

勿論、今週もまた無観客開催となりますが…。

 

で、ここでは京都競馬場のメイン、マイラーズカップについて。

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注目はやはりインディチャンプでしょう。

昨年は安田記念でアーモンドアイを破っての勝利し、秋にはダノンプレミアムを破ってマイルチャンピオンシップをも勝利。

実績に於いては他馬との比較で一枚も二枚も抜けていると言って良いでしょう。

前走の中山記念では4着に敗れてはいますが、相手も強力だっただけに単純に着順通りの評価をするわけにもいかなそうです。

 

では、予想へ。

 

マイラーズカップ 予想

◎ フィアーノロマーノ

〇 ヴァルディゼール

▲ インディチャンプ

△ ヴァンドギャルド

 

1、2月の開催時の京都競馬場は荒れ気味の馬場で時計もそれほど早くはなかったのですが、2か月休ませた後のこの開催となると大幅に馬場は良化。

例年、驚く程の高速馬場へと変貌を遂げています。

恐らく今年の京都も例に漏れず相当なスピード馬場になることが予想されます。

こうした馬場で求められるのは素早くトップスピードに乗せることが出来る瞬発力と先行力ということになろうかと思われます。

その点に於いてはインディチャンプは一瞬でMAXスピードに乗ってくるタイプではないだけに少なからず不安を感じさせます。

実際、昨年のマイラーズカップでは究極レベルとも言える上がり(上位6頭全てが上がり3F32.5以下を計時)を記録する中でダノンプレミアムはあろかグァンチャーレ、パクスアメリカーナを捉える事が出来ずに4着に敗れています。

レベル的にはG2と言うには物足りなさを感じるメンバーではありますが、斤量も重く、取りこぼす可能性は少なからずあるだろうと見ており、ここでは▲までの評価としています。

◎には先行力のあるフィアーノロマーノを。

デビュー時に既に510キロを超していましたが、それから40キロも馬体重を増やし、一体どこまでデカくなるんだという同馬ですが、オーストラリア産の同馬は満年齢ならば5歳。昨年の同時期を超えてきていると思われます。

〇にはヴァルディゼールを。

前走はリステッドながら同舞台で勝利し、シンザン記念でも勝利しているこの馬を始めとしてロードカナロア産駒はこのコースで非常に高い好走率を誇っています。前走時より負荷を掛けられている印象でここも期待出来ると見る。

△にヴァンドギャルドを。

ディープインパクト産駒…というと瞬発力の高さが身上ですが、この馬は母系が欧州系の重たい血筋を引いてる為か、そんなディープ産駒の中ではややジリ脚タイプ。

ただ、能力自体はここで勝負するには十分なものは持っており△の評価とします。