2020年 福島牝馬ステークス予想
こんにちは、ゆ~じ~です。
ここでは25日の福島牝馬ステークスの予想を。
先週から騎手や馬の殆どがエリアを跨いでの騎乗や出走などに制限が掛けられている状況なのですが、今回はローカル開催となる福島ですね。
ただ、重賞などは例外的にエリアを跨いでの出走が可能なため、このレースは関西馬も多数出走する予定となっており、レースレベルの低下には至らなかったという印象ですね。
では、早速レースの予想へ行ってみましょう。
福島牝馬ステークス 予想
◎ デンコウアンジュ
〇 サラキア
▲ ダノングレース
△ ショウナンバビアナ
このコース、結構血統に依る得意不得意が分かれる傾向があるんですが、その中でもディープインパクト、メイショウサムソンの産駒はかなりの好成績を残しています。
印を打った馬を見れば明らかなのですが、全てディープインパクトとメイショウサムソンの産駒ですね。
その中でも◎を打ったのは昨年の覇者であり、メイショウサムソン産駒のデンコウアンジュ。
一昨年のこのレースでも3着しているようにこの馬自身のこのコースへの適性も高いものと思われます。
近走はコンスタントに高めのパフォーマンスを示しており、7歳でも能力落ちはないものと見ており、昨年より1キロ重い斤量ですが、十分に勝負出来ると見ています。
〇以下の3頭はいずれもディープインパクト産駒。
〇には芝1800では3戦3連対の実績を持つサラキアを。
前走の愛知杯では凡走していますが、G1でも上位入線しているように既に重賞クラスの力量は示している同馬。前走は度外視して素直にその能力を評価します。
鞍上の吉田隼人騎手は初コンビとなりますが、このコースでは滅法強い騎手ですし乗り替わりもマイナスにはならないと見ます。
▲に昨年のこのレースで3着しているダノングレースを。
昨年の福島牝馬ステークス以降の3戦で14,9,10着と厳しい結果が続いてはいますが、立て直しを図られた今回、休み明けながら能力自体に不足はないと見て▲に。
斎藤騎手がどこまで上手く導くかもポイントとなりそうです。
△には人気薄のショウナンバビアナを。
牝馬限定の2勝クラスを僅差で勝ち上がったばかりだけに人気がないのは仕方ないですが、キャリア8戦の同馬は走る毎にそのパフォーマンスを上げ続けています。
成長と展開次第ではチャンスはあるものと見ます。
印を打たなかった馬の中からはモルフェオルフェは面白いかと。
近走は暴走気味に逃げていますが、得てしてこういう馬があっさりと穴を開けたりするもんです。
人気のエスポワールですが、オルフェーヴル産駒らしからぬ安定性を示しており、素直に考えればここでも実力上位。最内枠がどう出るかでしょうか。
さて、ここからはいつものように本題から逸れていくんですが…
一昨年のチャンピオンズカップを素晴らしい強さで制して以来、休養していたルヴァンスレーヴがかしわ記念での復帰を予定しているようです。
既に2か月程前に帰厩しており、脚元の状態を確かめながら丁寧に調整が進められてきたのですが、調整のピッチも徐々に上がってきており22日の1週前追い切りでは併せ馬でしっかりと追われており、タイムも一昨年当時と遜色ないものを計時しており、100%とまでは言わないまでも十分と思わせるだけの内容を見せています。
勿論、十分に力を出せる状態ならばマイルは決してベストの距離ではありませんが、それでもこの馬を負かせることは容易ではないでしょう。
昨年の帝王賞にも出走を予定しながらも足元の不安が生じて回避するなど、なかなか目一杯の仕上げに持っていくことは容易ではないのですが、次代のエースとしてドバイワールドカップ制覇まで期待された程の逸材だけにその復帰戦に期待が掛かります。