2020年 フラワーカップ予想
今週は20日、21日、22日と3日間開催…ですが、例によって今週の各競馬場に於いても引き続き無観客開催となりますね。
相変わらず微妙な空気の中で開催が行われるわけですが、それでも開催出来るだけマシなのかもしれません。
急速にコロナウイルスの感染拡大が進んでいる地域ではそれ以上の状況となっています。
イギリス、フランスでは現在競馬開催そのものが中止されています。
この分ですと両国の1000ギニー(桜花賞のモデルレース)、2000ギニー(皐月賞のモデルレース)の開催もかなり危うい状況となっています。
その両レースと同時期に行われているアメリカのケンタッキーダービーは9月へ延期することも発表されています。
ケンタッキーダービーは第二次世界大戦中ですら普通に開催されていたのですが、それすら延期せざるを得ない状況がいかに異常なことか感じ取れるかと思います。
今後の状況の推移次第では更なる事態の悪化も考えられるだけに何とか早く事態が落ち着いてもらいたいものです。
さてさて、いきなり話題が逸れまくりですが、20日は3歳牝馬限定のG3フラワーカップ。
キズナ産駒が3頭、エピファネイア産駒が2頭、トゥザワールド産駒が1頭と新種牡馬の産駒達がここに続々と集まっていますね。
人気を集めそうなのがこの新種牡馬産駒の2頭。
シーズンズギフトとクリスティですね。
共に前走で1勝クラスを勝ち上がっての出走となりますね。
では、予想へと行ってみましょう。
フラワーカップ 予想
◎ ショウナンハレルヤ
〇 シーズンズギフト
▲ レッドルレーヴ
△ ポレンティア
◎にはショウナンハレルヤを。
前走でチークピーシズを着用したためなのか走りが一変し、快勝。
産駒達が3歳を迎えても依然として次々に勝利を重ねてきているキズナの産駒。
ただ、キズナというよりは母父のクロフネの影響なのかスピードの持続性に優れている印象で今の中山でスムーズに前に行ければ面白いと見ました。
〇にはシーズンズギフト。
エピファネイア産駒らしく?折り合いに課題を持つ同馬ですが、一瞬の斬れをそれほど求められない今の中山への適性は低くはないと見ました。
信頼感は決して高いとは言えませんが、力を出せれば十分に勝負になるかと。
▲にしたのは良血馬レッドルレーヴ。
ランフォザローゼスの全妹ですね。本格的に力をつけてくるのは先になりそうな感もありますが、素質でどこまでやれるかでしょうか。
△にポレンティアを。
前走は痛い出遅れ。それでもしぶとく差をつめてきていただけに、すんなり好位で競馬が出来れば簡単には止まらなそうなだけに一発もあるかと。
先週の阪神競馬場。
約1年振りの障害競走だったのですが、直線に向くや1頭だけ次元の違う末脚を繰り出して後続を瞬く間に突き放しての圧勝。
昨冬の中山大障害を制したシングンマイケルや新星トラストを相手にしながら、これらを全く相手にせず、コースレコードでの楽勝劇。
既に9歳となっているオジュウチョウサンですが、その強さには全く陰りが感じられませんでしたね。
次は中山グランドジャンプでしょうが、一体どこまで強いんでしょうか…。
この4年間、障害競走で無敗の実力をまざまざと見せつけてくるんでしょうか…。