2020年 金鯱賞予想
競馬を始めたばかりの頃…25年くらい前ですが、この『金鯱賞』が読めなかったんですよねぇ。
この時代ではスマホなんか当然ありません。…と、いう以前に私は携帯電話を持ってもいなかったですし、そもそも携帯電話でインターネットなど使えなかった時代のことです。
つまり『金鯱賞』と、いう単語を調べる術がなかったんですよね。
当時はそんな感じで専門性の高い言葉とかになると簡単に調べる事が容易ではなかったんですよねぇ。
今じゃ、この程度の単語はスマホであっという間に調べられるんですけどね。
はい、相も変わらずレースには何の関係もない話になりました。
このレース、開催条件が何度となく変わったレースでもありますが、今では大阪杯の前哨戦としての位置付けに落ち着きましたね。
注目はやはりサートゥルナーリアでしょう。
今回のメンバーで地力でこの馬を上回る馬は恐らく不在。
これまでにもかなりの強さを見せてはいますが、未だに能力の全貌は明らかになっていない印象すら感じられます。
決して安定して力を発揮するタイプではありませんが、今後のことを考えればここは完勝してもらいたいものです。
さあ、予想に行ってみましょうか。
金鯱賞 予想
◎ サートゥルナーリア
〇 サトノガーネット
▲ ロードマイウェイ
△ サトノソルタス
◎にサートゥルナーリア。
有馬記念や神戸新聞杯で強さを示していますが、ベストはこのくらいの距離でしょう。
他馬との力関係云々と言うよりは自分の走りが出来るか否かでしょう。
〇に牝馬サトノガーネットを。
今回と同じ舞台でもある中日新聞杯では素晴らしい斬れを披露して豪快に差し切っています。ここまで比較的強気なレース選択をされていますが、その中で着実に力をつけてきています。
▲にロードマイウェイを。
破竹の5連勝中の同馬。斤量も増し、相手はサートゥルナーリアと厳しいですが、それ以外の馬達との比較ならば当然格上とも言えます。
適性は十分にあるものと見ています。このレース、結構トニービンの血を持つ馬が好走しているんですが、この馬は珍しいトニービンのクロスを持っているんですよね。
△にサトノソルタス。
正直言うと△の印自体つけるかどうか迷ったのですが結局、この馬に。
キャリアを重ねながら力をつけてきた馬ですが、ギベオンとどちらかにしようかと比べてこちらに。
さて、恒例となりかけている予想掲載後の無駄話。
金鯱賞と言えば思い出されるのが98年。
ベタではありますが、サイレンススズカが桁違いの強さを示して大楽勝したレースですね。
このレース、結構な好メンバーが出走していて菊花賞馬マチカネフクキタルや将来を期待されていた外国産馬タイキエルドラド、同年の香港国際カップ(現在の香港カップ)を制することになるミッドナイトベットなどが出走していたんですが、それらを全く相手にもせずに2秒近い大差で逃げ切り。
この時の1000mの通過タイムが58.1。
当時としてはマイルG1級のペースなのですが、そのペースで飛ばしておきながらラスト2ハロンの地点から11.7をマークして後続を突き放し、最後も12.2でまとめると言うふざけた強さでしたね。
まあ、エルコンドルパサーが手も足も出せずに完敗した唯一の相手ですしね…。
興味がある方は98年の金鯱賞、毎日王冠をYouTubeででも見てくださいね。
あ、因みに『金鯱賞』は『きんこしょう』と読みます。
…これを読んでる方ならわかっている方が殆どかと思いますが。
いわゆる金のシャチホコですね。
名古屋城のものが有名で、そこからレース名にもなっているんですが、実は金のシャチホコって名古屋城だけではなく、大阪城や江戸城、安土城などにもあったそうですし、一部の寺院などにもあるそうなんですけどね。