うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2020年 中山牝馬ステークス予想

はい、今週も当然のように各競馬場では観客を閉め切っての開催となりますね。

 

日本だけではなく、ヨーロッパや北米なども続々と感染者が増えていく新型コロナウイルス

中東のイラクでも多数の感染者が確認されています。

この分ですとドバイミーティングの開催もどうなるのか…。

既に無観客競馬で行われることは発表されてはいますが…。

 

アーモンドアイに騎乗予定のルメール騎手は万全を期して1週早く現地へと赴き、来週の国内での騎乗をキャンセルすることになったようですね。

 

 

さて、話はいきなり逸れているわけですが、14日は中山競馬場中山牝馬ステークスが行われます。

牝馬限定のハンデG3ですから大物の参戦はありませんが、重賞実績を有する馬の参戦も少なくなく、相応に粒は揃った印象ですね。

 

人気になりそうなのは前走のターコイズステークスを完勝、同コースでのフラワーカップ勝ちもあるコントラチェックでしょうか。

また、そのターコイズステークスで2着し、コントラチェックとの斤量差が1キロ縮まるエスポワールも人気を集めそうですね。

 

では予想へと行きましょう。

 

中山牝馬ステークス 予想

◎ フェアリーポルカ

○ レイホーロマンス

▲ コントラチェック

△ ゴージャスランチ

 

◎にはフェアリーポルカを。

前走愛知杯で4着ですが、小倉よりはこの舞台の方が適性は高いと見ています。1キロ減っての52キロのハンデも恵まれたと思います。ここを目標に調整されたようですし、ここは狙い目と見ています。

〇に人気薄のレイホーロマンスを。

愛知杯で3着、小倉大賞典で4着と一昨年の好調期を思わせるような走りを見せている同馬。一昨年は3着している舞台となりますが、当時より1キロ軽い斤量となりました。コース適性もあると見て〇とします。

▲にコントラチェック。

前走は決して緩いペースでもありませんでしたが、淡々とやや早めのラップを刻んで後続の脚をも使わせる完勝劇。やはり気分良く走れると牝馬G3のレベルを超えている印象。祖父のホーリングを思わせるような走りですね。ハンデも増えますが流石に無視しにくいと見て押さえておきます。

△にはゴージャスランチを。

前走エリザベス女王杯こそ大敗しましたが、殆どのレースで掲示板に来ているようにまだ底は見せ切ってはいないと思います。また、マンハッタンカフェ産駒はこの条件では実績を残しており、ここは面白い存在かと。

 

 

 

予想云々とはちょっと違うんですがコントラチェックにとってはこの1戦がターニングポイントになるように思います。

昨年、フラワーカップを完勝してオークスでも人気になったようにその能力は高く評価されていた馬。オークス秋華賞で大敗して株を下げてしまった印象なのですが、ターコイズステークスでは当時の評価が誤りではなかったことを証明しました。

今回、全体に軽めの斤量となった馬が少なくない印象のこのレースで55キロを背負って尚、勝ち切るようだと今後のG2、G1戦線にも加わってくるだけの存在として頭角を現すことになるのではないかと思います。

 

個人的には前述した祖父のホーリングのイメージと重なるんですよね。

20年以上も前に活躍していた馬ですから若いファンの方はご存じないかもしれませんが、90年代後半に欧州の中距離戦線で活躍した馬ですね。

パワーとスピードの持続性に優れた馬でしたが、その資質は孫娘も十分に引き継いでいるのでしょうか。

 

 

 

 

 

で、最近はこのあたりで本題からそれた話を綴っていくパターンが増えてますが、今回もまた。

現地時間28日にUAEでドバイミーティングが、29日には中京競馬場高松宮記念が行われるんですが、その週の予想はきちんと出来ない、と予め言っておきますね。

と、いうのもこの週は山形へと仕事で出張する予定となっています。

殆ど時間も取れないので、この週は半ば諦めています。

 

と、いうことで仮に予想をしても本気度は低い、と見ていてください(苦笑)