うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2019年 中京記念予想

夏のマイル重賞として行われるようになったのが2012年。

今ではこの条件も定着した感もある中京記念が日曜日に行われます。

 

昨年こそ1番人気のグレーターロンドンが勝っているものの、この条件になって以降の7回で1番人気の連対は僅かにこの1回のみ。

ハンデ重賞らしく人気薄の激走も垣間見られるこのレースですが、今年はどうでしょうか。

 

netkeibaの予想オッズでは1番人気に推されているのは昨年の覇者プリモシーン。

前走のヴィクトリアマイルでもノームコアに迫る2着と実力の一端を示しています。

ハンデは55.5キロと昨年より4.5キロアップし、牝馬のセックスアローワンスを考慮すると事実上のトップハンデとなります。

これがどう影響してくるのか。

続く2番人気候補とされているのが、NHKマイルカップで3着と健闘してみせた3歳馬カテドラル。ハーツクライ産駒はこの条件はあまり得意ではないのですが、果たしてどうでしょうか。

 

では、予想へと行きましょう。

 

中京記念 予想

◎ ロードクエスト

〇 エントシャイデン

▲ グルーヴィット

△ プリモシーン

 

◎にはロードクエストを。

前2走、安田記念と京王杯スプリングカップは共に12着と大敗…しているのですが、安田記念はスタート直後にダノンプレミアムの斜行のあおりを受けてしまい、力を出し切ることが出来ていませんでしたし、京王杯スプリングカップにしても前が止まりにくい馬場の中で出遅れて後方からの競馬で脚を余してしまった印象。

それ以前のレースを見てみても着差を見てもわかるようにそれほど大きくは負けてはおらず、この相手ならば十分に勝ち負けに持ち込めるだけの力量はあるように感じられますし、マツリダゴッホ産駒の好走例も少なくない条件でもあります。

関東馬ではありますが、予め栗東へ移動、調整を行ってからの中京入りとなります。

既に重賞3勝を挙げているだけにハンデは57キロと厳しいところではありますが、この馬で勝負してみようかと。

 

この条件で好成績を残しているのがディープインパクト産駒。

そもそも芝中距離ではだいたいどこでも好成績を残してはいるのですが、ここでも十分に注意は必要。

エントシャイデン、プリモシーン、ヴェネトがディープインパクト産駒となります。