うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2020年 関屋記念予想

16日の新潟のメインは芝マイルのG3関屋記念

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連日の猛暑は新潟にも訪れており、30℃を超える日々が続いています。

それだけに各馬の体調も気にかかる状況ですね。

 

夏のローカルG3ということもあり、G1を強く意識させるような馬の参戦は殆どありません。

その中でnetkeibaの予想オッズでは1番人気に推されているのは一昨年のこのレースを3歳にして制したプリモシーン。

マイル重賞では既に3勝2着2回となかなかの実績を持つ同馬、牝馬ながら56キロの斤量を背負うことになりますが、それをもモノともせずに牡馬達を蹴散らすことが出来るのでしょうか?

 

週末の新潟は土曜夜に降水が予想されていますが、それほど降水量は多くはないと見られています。

ただ、ここのところの高温で天候の急変も十分に考えられるだけにじっくり天候と馬場状態はチェックしたいところですね。

 

では、予想を。

 

関屋記念 予想

◎ アンドラステ

○ メイショウグロッケ

▲ ハーレムライン

△ プリモシーン

△ アストラエンブレム

△ プロディガルサン

 

このコースの特色としては日本で最も長い650m以上の直線コース。

一見するといかにも差し、追い込みが効きそうにも思えるのですが、案外そうでもないのがこの新潟外回りコースでもあります。

各馬とも直線まで脚を溜める展開になりやすい為にペースが落ち着くことが多く、前が容易に止まらないことも少なくありません。

そのあたりも多少なりとも意識して、一瞬の斬れよりはハロン11秒程度のラップを持続していけるタイプの馬を重視しています。

◎にはアンドラステ。

ここまで7戦して全て4着以内で勝ち上がってきた同馬ですが、一瞬の爆発的な斬れよりは早めのラップを持続させることが出来るタイプだと見ています。

デビューから1年半にも満たない岩田望来騎手が鞍上ですが、重賞勝ちこそまだないものの既に25回も重賞での騎乗もあり、今更舞い上がるようなこともないでしょう。

十分重賞を手にすることが出来るだけの技量は身に付けてきていると思います。

○、▲は全くの人気薄が予想されている牝馬2頭。

共に人気になる要素も殆ど見られないのですが、ある程度前に行ける脚質、競馬を進めやすい枠も引いており、展開次第では上位も狙えると見ての評価となります。

サトノアーサーは東京や阪神で見せるパフォーマンスは望みにくいと見ており、グルーヴィットは1ハロン長いと見て、クリノガウディーは前走が負け過ぎの感もあり、これらは消すことにしました。

 

 

さて、猛暑が続いている各地の話題がニュースなどでしつこいくらいに報じられています。

各地の競馬場でも馬達の体調が案じられるところです。

が、札幌に関してはいわゆる猛暑という程の暑さではないんですね。

もちろん、それなりの暑さはあるのですが、それでも30℃に届くかどうかといったところ。

今日などは最高気温でも24℃に届かなかったようで、仕事を終えて帰宅する頃は20℃を下回り、半袖では肌寒さすら感じる状況でしたね。

今更ではありますが、暑さに弱いと言われる競走馬にはやさしい気候ですよね。

流石に今日は家でもエアコンはほぼ使いませんでした。