2020年 朝日杯フューチュリティステークス予想
今週は先週の阪神ジュベナイルフィリーズに引き続いて長いレース名でも知られる朝日杯フューチュリティステークス。
ただ、年末のホープフルステークスがG1昇格したことで、有力馬が分散してしまった印象は拭えず、クラシック候補となるような馬の出走はあまりなくなってしまいました。
昨年の勝ち馬サリオスこそ皐月賞、ダービーで活躍したものの、ホープフルステークスの覇者コントレイルはその後、無敗のままクラシック三冠を制覇、敗れたヴェルトライゼンデもダービーなどで活躍を見せていて、結果的にはレベル的にやや劣る印象を与えてしまっています。
かつて朝日杯と言えばクラシックの登竜門として名を馳せ、数々のダービー馬を送り出したレースだったのですが、時代はすっかり変わってしまったようです。
とは言え、低レベルなのかと言えば決してそうでもなく、近年このレースの出走馬からは前述のサリオスや香港マイルを制したアドマイヤマーズ、先日の香港スプリントを制したダノンスマッシュ、今年のNHKマイルカップ勝ち馬ラウダシオン、現役最強マイラーのグランアレグリア、マイルチャンピオンシップ勝ち馬ステルヴィオ、種牡馬として活躍の兆候を見せるリオンディーズなど、後にハイレベルな活躍を見せる馬達が多数出ており、今後の短距離路線を占う意味でも重要な位置付けを担っています。
尚、1番人気が予想されるのは2戦連続でレコード勝ちを収めたディープインパクト産駒のレッドベルオーブ。
前走デイリー杯では折り合いを欠きながら追走しつつも直線でしぶとい末脚を発揮して粘るホウオウアマゾンを競り落として見せています。
折り合いへの不安を感じさせつつも、高い資質を感じさせるレース振りを見せています。
レコードとなった勝ち時計の1:32.4はこの日の高速馬場を考慮しても優秀。
同日の芝のレースを見ると3勝クラスの2000m戦で1:58.4、2勝クラスの1400m戦で1:21.0がマークされていますが、いずれも割とペースが流れてのもので物差しになろうかと思いますが、レベル的には2勝クラスには上回り、3勝クラスの勝ち時計と比較しても同等かそれを僅かに上回る水準に見受けられます。
早い馬場を考慮しても十分優秀な時計だと見て取れます。
上位3頭は現時点で既に3勝クラスでも十分に勝ち負け出来る程の走りを見せていると判断出来ようかと思います。
では、予想へ。
◎ レッドベルオーブ
○ ホウオウアマゾン
▲ スーパーホープ
◎ レッドベルオーブ
前走で決して遅くもないペースの中で掛かっていただけに折り合いに対する不安は少なからずあるものの、それでいて尚、ホウオウアマゾンを捻じ伏せたように能力は相当高いものを有していると見ます。
前走、前々走の走りを見る限りですが、既に古馬オープンクラスでも通用する能力は有してるものと見ており、並の2歳馬ではそう簡単に勝てる相手ではないと判断します。
〇 ホウオウアマゾン
前走のデイリー杯では決して楽ではない流れの中で、最後までレッドベルオーブに食い下がっての2着。折り合いを欠きながらも差し切られてしまったために完敗の印象が強いものの、客観的に見ればこの馬自身はかなり強い競馬を見せています。
展開一つで十分にレッドベルオーブとは逆転は可能であると見ます。
▲ スーパーホープ
こちらもデイリー杯組。ペースはそれほど遅くはなかったものの、それでも勝ち馬が34秒の上がりをマークしており、斬れ負けしてしまった印象です。キズナ産駒らしく斬れる脚はない一方でしぶとく脚を使ってくるタイプで、前が止まる展開になれば人気以上の走りを見せる可能性は高いものと思われます。
と、結果的にデイリー杯2歳ステークスの1~3着馬にそのまま印を打った形となりました。
さて、ここからは久々に競馬に関係のない話へ。
先日、久々にファイナルファンタジー15を再プレイし出したんですが、やっぱ面白いな、と。
発売当初、ネットなどでは散々な叩かれっぷりだった同ゲーム。
発売直後に供給過多状態になってしまい、ネットで不評を語る声が多かったこともあって瞬く間に価格が下落してしまったことでも知られているゲームです。
ただ、個人的には『十分面白かった』んですよね。
文句を付けたい点がなかったわけではないんですが、難易度や操作性は良かったと思いますし、何と言っても圧倒的にビジュアルが綺麗でゲームの世界を体感させてくれる意味では歴代のファイナルファンタジーと比べても遜色なかったかと思います。
色々な事が出来て自由度の高いゲームというのはその高い自由度の裏返しで何をどうしていいやらわからなくなったりするんですよね。
ネットで評判の良かったオープンワールド形式のゲームをやってみた際は正直、自由度は高かったものの正直言って何か面白く無くて序盤で投げ出してしまいました。
なので、個人的には同ゲームのとっつきやすさはちょうど良かったのかもしれませんね。
発売から4年が経過し、今や数百円で買えるものになっていますが、少なくともそれ以上の価値は十二分にあると思いますね。
プレイしたことのない方にはネタバレになるので詳しい内容については触れませんが、やったことない方は安く手に入りますし、試してみてもいいんじゃないですかね。