2018年 ジャパンカップ予想
こんにちは、ゆ~じ~です。
今日はジャパンカップの予想です。
まずは予想印から。
◎ スワーヴリチャード
〇 アーモンドアイ
▲ キセキ
△ サトノダイヤモンド
ここで予想を行うのは初めてですので、私の予想スタイルを説明した上でレースの予想について綴っていこうと思います。
基本的にはデータ重視の予想スタイルです。
回収率は意識してはいますが、一発大きな当たりを狙っていくというよりは比較的的中率も確保しながら、というタイプで、実際に買う券種は単勝が比較的多いですね。
そのスタイルの根拠などは別の機会に触れていければ、と思います。
『単勝を買うんだったら人気馬に4頭も印を打ってる時点で回収率もクソもないだろ』
との声が聞こえてきそうですが(笑)
これは単に読み物として、1頭、せいぜい2頭しか印を打たない予想ブログじゃ、
『面白くない』
からです(笑)
前置きはこの程度にして、レースについて触れていきます。
まず、このジャパンカップというレースがいかなるレースなのかというところから。
皆さんご存知でしょうが、世界でも数少ない外国馬の招待競走ですね。
ただ、別の記事でも触れていますが近年では外国からの参戦馬は質、量共に低下しており、世界的にも通用する実力をつけた日本馬の前に12年連続で敗れています。
90年代あたりまでは世界トップクラスの実績馬の参戦も良く見られていましたが、そうした強豪馬達も大半が敗れ去っている内にトップクラスの馬は殆ど来日しなくなり、一層外国馬には厳しいレースとなっています。
今回は外国からの参戦はカプリとサンダリングブルーの2頭です。
実績で言うならカプリの方が上で、昨年のアイルランドダービー馬で同年のイギリスセントレジャーも制しています。
今年の凱旋門賞では人気はさほどなかったものの5着に入っている馬で、トップクラスに続くセカンドグループにいるレベルの馬だと言っていいかと思います。
欧州№1種牡馬との評価もあるガリレオの産駒で実績面でも血統面でもパワーと持久力に優れたステイヤータイプのように見えます。
サンダリングブルーは今春までイギリスの下級条件で走っていた馬ですが、夏以降に力をつけ、イギリスインターナショナルSでロアリングライオンの3着し、前走はカナディアンインターナショナルで2着と好走しての参戦となります。
日本では馴染みのないエクスチェンジルートの産駒で血統的にはアメリカ的なスピード色の強い血統なのですが、主に中距離を使われてきた馬ですね。
この2頭については正直なところ厳しいと見ます。
過去のジャパンカップの歴史を見てきてもこのクラスの馬が馬券に絡んだ例は殆どなく、良くて入着あたりまでと見ています。
今年のジャパンカップではこの2頭は消し、とします。
今回のジャパンカップは有馬記念、香港国際競走との兼ね合いもあってか14頭の出走になりました。
東京芝2400mというコースは広く、直線も長いこともあり、比較的紛れが少なく、実力馬が順当に来やすいコースとしても知られています。
ここは順当に実績、臨戦過程での走りの内容に不足感を感じられる馬、具体的にはウインテンダネス、ノーブルマーズ、ハッピーグリン、サウンズオブアース、ガンコといったあたりですが、こちらも勝ち負けとなるとかなり厳しいと見て消そうと思います。
残った馬の中で◎につけたのは前走天皇賞で大敗を喫したスワーヴリチャード。
元々、このジャパンカップを秋の最大目標としていたこの馬、実績的にも血統的にもこの舞台への適性は高そうに感じられます。
父は昨年5歳でジャパンカップを制したシュヴァルグランと同じハーツクライで母父にミスタープロスペクター系種牡馬を持つ点に於いても同じですね。
前走はスタート直後にマカヒキと接触して戦意を失ったことでの大敗で、実力を出し切ったものではありませんから、その一件が精神的なダメージがなければ巻き返してくる可能性は高いものと見ます。
やや外枠なのは減点材料ともなり得ますが、それ以上に他のファクターで魅力を感じますね。
〇には人気の3歳牝馬アーモンドアイを。
減点するようなポイントは殆ど見られず、有利に働きやすい1番枠も引き当てました。
もっとも、この馬の過去のレースを見ていくと積極的に好位置につけて抜け出す競馬をしたのは掛かり気味に前に行ったオークスだけで、今回も中段もしくは後方より進める可能性が強いですね。
絶対的な能力は近年稀に見るほどのレベルにあるように感じますが、本質的にはマイル~2000mがベストではないかと見ています。
取りこぼしも十分ある…けど無視出来る程、不利な状況ではない、と見て〇にします。
▲には昨年の菊花賞馬キセキを。
菊花賞以降、春シーズンは不振でしたが、秋は復調した同馬。
少ないデータながらルーラーシップ産駒の東京芝2400成績は良好です。
ハーツクライ同様、この条件に於いて爆発力を持つトニービンの血を持っているからかもしれませんね。
母父も同条件には適性のあるディープインパクトですし、距離的にもこのくらいが合いそうですからここはマークしたいところです。
△に前走の京都大賞典で久々の勝利を飾ったサトノダイヤモンドを。
潜在的な能力自体は間違いなく現役最強クラスなのですが、故にどうしてもファンも多く、過剰人気になりやすい側面を持ち合わせている馬です。
前走は比較的軽い相手だったため、全幅の信頼は出来ないものと見ています。
不振の原因が遠征時の精神的ダメージであるなら、一度レースで勝ったことで払拭出来ている可能性も十分ありますが、これが仮に肉体的な面であるとするなら、過剰人気過ぎると言わざるを得ないと見ます。
実績に敬意を表する感じで印を打った印象で、馬券的には積極的に買いたい馬ではないですね。
印は打っていませんが、人気薄の中では一発あるならサトノクラウンではないかと見ています。