2019年 小倉大賞典予想
17日は今年最初のJRAのG1フェブラリーステークスが行われ、藤田菜七子の初めてのG1挑戦などが話題を集めているのですが、その20分前に小倉では冬の名物ハンデ重賞、小倉大賞典が行われます。
まあ、ローカルのハンデ重賞に出走してくる馬達だけに今後、G1などのビッグタイトルには無縁なことも少なくなく、正直注目度は高いレースではないかもしれないですね。
でも、そんなの関係ねぇ、とばかりにこのレースを予想しようかと思います。
諸事情もあって、今回はやや簡単にいかせていただきます。
レース予想
◎ アメリカズカップ
〇 マルターズアポジー
▲ レトロロック
△ サイモンラムセス
△ ブラックスピネル
今回はハンデ戦らしく人気は分散していますね。
その中で◎にしたのはアメリカズカップ。
この条件では好成績を残しているマンハッタンカフェの産駒ですね。
鞍上は大けがからの復帰を果たした幸騎手との初コンビになりますね。
〇にはこのレースでの優勝経験も持っている唯一の関東馬であるマルターズアポジーを。
何が何でも逃げる、というタイプの同馬ですが今回は同型馬が多数。
しかし、それは出走させる関係者、騎手もわかっていること。
実績もある馬だけに斤量も軽くはないのですが、ここは敢えて印を打ちました。
▲にはレトロロック。
夏に同条件で行われた小倉日経オープンを制していますね。
鞍上は先週の京都記念で巧みな騎乗でクセ馬ダンビュライトを勝利に導いていましたね。
ディープインパクト産駒と言うと直線の長い競馬場での瞬発力を生かしたレースをするイメージは強いですが、意外とこの条件での成績は悪くないです。
△には2頭。
まず、9歳馬サイモンラムセス。かなりの高齢馬ですが昨夏に連勝してオープン入りしているように能力的な衰えはないように思います。
実績がない分、斤量は軽くなっていますね。
もう1頭には東京新聞杯勝ちもあるブラックスピネル。
前走で久々の勝利を収めていますが、この条件ではタニノギムレット産駒はなかなかの好成績を残しており、ここでも引き続きチャンスはあるかと思います。
現時点で1番人気に推されているのはウオッカの産駒として期待を集めるタニノフランケル。
確かに力はつけてきており、このメンバーでは十分に勝ち負けになるだけの走りは見せてきていますが、この血統だけに否が応でも過剰に人気になりやすいのは事実。
その点であまり買いたいと思えず、ここは消すことにしました。
僅差の2番人気になっているのはマイスタイル。
早くからその片鱗は見せていましたが、昨年はその力が地力になってきた印象ですね。
無理に逃げなくとも競馬は出来るタイプでもあり、ここでもチャンスはあるかと思います。
3番人気はスティッフィリオが続いています。
前走は福島記念を制しており、力はつけてきている印象ですが、ハンデも厳しくなっており、ここで2キロ増えても勝ち負けになるようならば中央開催の重賞でも面白い存在になってきそうですね。