うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2020年 中山金杯予想

明日は2020年最初の中央競馬開催となります。

メインは東西の金杯ですね。

ここでは中山金杯の予想を掲載していきます。

 

人気は前走の福島記念を制して勢いに乗ろうとしているクレッシェンドラヴに集まりそうですね。

昨年の覇者ウインブライトはここの勝利をステップに香港G1を2勝する大活躍を見せましたが、果たして今年はどうなるでしょうか。

 

では、早速予想へと行ってみましょう。

 

中山金杯 予想

◎ クレッシェンドラヴ

〇 カデナ

▲ マイネルサーパス

△ ギベオン

 

◎ クレッシェンドラヴ

一昨年末からの6戦、直線で不利を受けて力を出し切れなかったオールカマー以外はコンスタントに力を発揮してきており、G3では力量上位は明らか。前走勝ちでハンデは増えてしまっていますが、現在の充実度、このコースへの適性が高そうな点などを考慮して、ここでは上位争い必至と見ており、人気ではありますがここは◎に。

 

〇 カデナ

展開の助けは必要な脚質ではありますが、昨春からの走りから長期の不振は完全に脱した印象。前走は流石に相手が強過ぎただけに除外視しても良いかと見ます。ディープインパクト産駒ということで力を要する馬場に対して否定的な見解は少なくないかと思われますが、個人的には適性としては意外に悪くないと見ています。弥生賞を制していることを忘れるべきではないかと。

 

▲ マイネルサーパス

瞬発力では些か分が良くない馬ですが、今の中山のように上がりを要する馬場への適性は持っている可能性は少なくはないと見ています。大外枠なので前に行くにしろ、控えるにしろ中途半端なレースにならなければ十分にチャンスはあるものと見ています。

 

△ ギベオン

前走はチグハグなレースで力は出し切ってはいませんので、着順通りの評価はすべきではないと見ています。この馬もディープインパクト産駒ではありますが、瞬発力に偏ったタイプではないと判断しており、今の中山でもこなせる可能性は決して低くはないと考えます。中途半端な着順が続いてはいますが、それほど着差自体も離されてもいませんし、厳しいハンデでも勝負になると見ます。

 

 

このコース、意外と外目の枠に入った馬の好走も少なくなく、ある程度ペースが流れるようだと内目の馬場の荒れも進んできているだけに短い直線でも十分後方に位置取った馬も差し脚が届くこともあります。

トリオンフ、ブラックスピネル、タニノフランケルらの出方次第にはなりますが、トリオンフがある程度前で進めるでしょうからぬるいペースにはなりにくいと判断し、上がりの掛かる展開に適していそうな馬を上位にしています。