２０２０年 根岸ステークス予想

今週のメインレースは東京競馬場で根岸ステークスが、京都競馬場ではシルクロードステークスが行われます。

ここでは前者、根岸ステークスの予想を行っていきます。

昨年はＯ・マーフィーを鞍上にコパノキッキングが中団からロスの少ないコース取りから巧みに抜け出す競馬で勝利を収めました。

そのコパノキッキングは今年も出走。１番人気が濃厚、という状況となっています。

昨年はここを叩いてフェブラリーステークスに藤田菜七子騎手を鞍上に挑んだことが大きな話題となり、地上波のＴＶニュースでまで取り上げられたものでした。

そのフェブラリーステークスこそ５着に敗れましたが、それ以降の５戦は全て藤田菜七子騎手を鞍上にその全てで３着以内と活躍。

前走のカペラステークスでは５８キロをものともせずに藤田菜七子にＪＲＡ初重賞制覇をもたらしました。

今回は昨年コンビを組んだマーフィー騎手と再コンビということも後押しして５８キロでも人気が集まるのは必至という状況ですね。

では、予想に行きましょう。

根岸ステークス　予想

◎　コパノキッキング

〇　ワイドファラオ

▲　ワンダーリーデル

△　ミッキーワイルド

◎コパノキッキングに関しては距離がポイントになろうかと思います。昨年優勝時にもマーフィーの好騎乗で上手く距離を持たせたようなレースであり、ＪＢＣスプリントでもブルドッグボスに不覚を取っています。ただ、馬自身は昨年以上に力を付けてきている印象もありますから流石に無視は出来ないでしょう。

藤田菜七子からマーフィーへの乗り替わりを美味しいと感じて買う人は少なくないと思いますから、「美味しい」オッズは付かないでしょうが。

〇はワイドファラオ。

これまでマイル以上で使われることが多かった同馬ですが、本質的に１４００は向いているように感じます。みやこステークス、チャンピオンズカップはこの馬には長過ぎたと見ます。

▲にワンダーリーデルを。

この東京コースは得意にしており、武蔵野ステークスでは好タイムで突き抜けています。このレースは早い流れになることが少なくなく、上手くハマれば末脚が再び輝いても可笑しくはないと見ます。

△にミッキーワイルド。

ロードカナロア産駒でダートで目覚ましい活躍を見せる馬はまだいませんが、このコースではなかなかの好走を見せています。この馬はダートでは８戦して全て３着以内と高い適性も示しています。

もう随分と前のことになりますが、この時期に東京競馬場へと赴いた事がありました。

ちょうど根岸ステークスが行われる頃だったかと思いますが、その暖かさにはわかっていながらも驚いた記憶があります。

氷点下の気温が当たり前の札幌から出てきているのだから暖かいのは当たり前なのかもしれませんが、外で競馬を観戦できる環境は札幌とは違うとわかっていながらも驚いたんですよね。

確かその開催で根岸ステークスを制したのがサウスヴィグラスだったかと。

うーん、時の立つのは早いものです。