2018年 ホープフルステークス予想
どうも、ゆ~じ~です。
28日の開催を以って中央競馬は2018年の幕を閉じることになります。
その最終日のメインを飾るのはホープフルステークスとなります。
出走してくる馬の殆どが1800m以上を使ってきている馬達で、明らかに朝日杯とは雰囲気の違った顔触れとなっています。
舞台となるのは中山競馬場芝2000m。
4か月後に行われる皐月賞と同じコースとなります。
先日行われた有馬記念とは違い、最初のコーナーまでは十分な距離があるため、芝2500mほど外枠の不利さというものないですね。
今回は13頭でのレースですから枠の有利不利はそこまで大きく影響しないのかもしれません。
前評判ではシーザリオの産駒、サートゥルナーリアが非常に高く評価されています。
重賞はこれが初出走となりますが、前走オープン特別の萩ステークスではほとんど追うところもなく完勝していますし、その人気も納得と、いうところでしょうか。
では、予想に行きましょう。
◎ ニシノデイジー
〇 サートゥルナーリア
▲ アドマイヤジャスタ
△ ヴァンドギャルド
△ ジャストアジゴロ
◎に推したのはニシノデイジー。
重賞を連勝しているのですから1番人気でも可笑しくはないくらいの実績なのですが、地味な印象の走りなのか成績に人気がついてきていませんね。
ただ、札幌2歳ステークスにしても東京スポーツ杯2歳ステークスにしてもレースのレベルはそう低いものではなかったかと思います。
札幌2歳ステークスはパワーとスタミナが求められるタフな馬場と展開になりましたが、長く脚を使って接戦を制していますし、前走についても後半は4ハロン連続で11秒台中盤となり、そこでも長く脚を使って競り勝っています。
勝ちタイムが同じ距離ながら3秒5も違うレースを楽ではない展開で制しているのは評価していいと思います。
33秒台前半以上の瞬発力勝負となると分は悪いようにも思いますが、この時期の中山芝コースは力を要する馬場になり、スピードの最大値はそれほど問われないことが多いですし、十分狙えると見ます。
先週の有馬記念もハービンジャー産駒のブラストワンピースでしたしね。
〇に人気のサートゥルナーリアを。
レース結果を文字でだけ見ると、「何でここまで人気に?」とさえ思えるかもしれません。
実際にレース映像を見ればわかるのですが、2戦とも最後まで余裕のある手応えで目一杯追っていませんでしたね。
ただ、懸念がないわけでもなくて、兄弟達は前進気勢が非常に強く、折り合いに苦労していた馬が多く、この馬自身もそうした気勢がないわけではないように感じます。
2戦ともM・デムーロが巧みに導いてそうした面を上手く御していた印象もあります。
また、父がロードカナロアである点。
完全なスプリンターではないものの、2000m以上の距離で活躍を見せている馬はアーモンドアイくらい。
母系はスタミナ豊富な血統なだけに問題なさそうですが、不安がないわけではないでしょう。
▲にしたのはアドマイヤジャスタ。
こちらは新種牡馬ジャスタウェイの産駒ですね。
ジャスタウェイ自身は1800~2000mで無類の強さを見せていましたが、この馬は母父にエリシオを持ち、配合的にはややスタミナに寄った印象でしょうか。
血統的には重たい芝もモノともしないようなパワーが感じられます。
前走は軽い芝の京都で良いレースを見せていましたが、むしろこの時期の中山の方が向きそうにさえ感じられます。
ここまで3戦全てで出遅れており、あまりスタートは得意ではないんですが、ある程度タフなレースになれば面白いかと思います。
△には2頭、ヴァンドギャルドとジャストアジゴロを。
ディープインパクト産駒のヴァンドギャルドですが、母系にはモティベーター、クエストフォーフェイム、デインヒルとヨーロピアンな血筋がズラリと並んでいます。
良くいる瞬発力が際立つ典型的なディープ産駒とは少し違うかもしれませんね。
東京スポーツ杯2歳ステークスでは3着でしたが、着差自体は少ないものですし、勝ったニシノデイジーと同じような位置から同じような脚を使っています。
ジャストアジゴロですが、こちらは父がノヴェリスト。
モレイラから田辺に乗り換わりとなることで少なからず人気を落とすだろうとは思いますが、田辺騎手も中山コースを滅法得意とすることで知られる騎手ですから、人気薄だとは思いますが、面白いんじゃないかと思います。
ブレイキングドーンですが、新馬戦ではアドマイヤジャスタ相手に3馬身差をつける楽勝を収め、京都2歳ステークスでは半馬身差の2着、
なかなかの力量を見せてきており、ここで勝たれても全く不思議ではないのですが、出走数はそう多くないながらヴィクトワールピサ産駒がこの条件を苦手にしている点は少なからず引っ掛かりましたね。
過去データが少なく、予想しにくいレースなんですが、レースで見せてきたパフォーマンス、血統、臨戦過程などから上記の予想となりました。