うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2019年 根岸ステークス予想

27日、日曜日には東京競馬場にて根岸ステークスが行われます。

 

フェブラリーステークスに向けての最終ステップレースとも言えるこのレース、昨年はこのレースで強烈な末脚を繰り出したノンコノユメがその勢いのまま、フェブラリーステークスでも再度鬼脚を炸裂させて優勝していますね。

そのノンコノユメに僅かな差で敗れたサンライズノヴァが今年もこのレースに出走、昨年同様の1番人気が予想されています。

また、昨年は9着、一昨年は10着だったラブバレットが岩手競馬の騒動もあり、JRAに移籍しての初戦ともなります。

また、3年前にこのレースを制し、フェブラリーステークスをも制したモーニンもここに出てきています。

 

では予想に行ってみましょう。

 

◎ サンライズノヴァ

〇 マテラスカイ

▲ コパノキッキング

△ レッドゲルニカ

 

◎にしたのは1番人気が予想されるサンライズノヴァ

陣営も東京競馬場への適性を見いだしているのか、栗東所属馬ながらもこれでもかと言うくらい東京のダート1400、1600に集中的に使ってきており、実際に5勝2着3回と出遅れ癖のある追い込み馬ながら非常に安定した成績を残してきています。

昨年のこのレースに於いても勝ち馬とは殆ど差のない2着。

巨漢馬でダッシュはつかない馬でもあり、ペースが遅くなってしまうとお手上げとなってしまいますし、人気になることは承知の上でこの馬から行こうかと思います。

 

〇にしたのは恐らくペースの面に於いては鍵を握ってくるであろうマテラスカイを。

昨秋以降の3戦が不完全燃焼といったレースが続いている点は気になるのですが、昨春の好調時の走りは桁外れのスピードを見せていました。

快速種牡馬スペイツタウンの産駒ですが、サンプル数は少ないものの、この条件では滅法強く、まともに能力を出し切れるようなら圧勝もあって可笑しくはないだろうとも思います。

昨年のプロキオンステークスでの走りがあまりに強烈なため、どうしても人気になりやすい点は気になりますが、前走の惨敗でほど良く人気が落ち着くようなら狙ってみてもいいかと。

 

▲には新星候補のコパノキッキングを。

前走のカペラステークスではダッシュがつかず、前に行けなかったもののかなりのハイペースとなったことで結果的に脚を残せたこともあり、直線は豪快に伸びてきて優勝。

いまだ全く底を見せない強さを示しています。

ただ、根岸ステークスはスプリンタータイプよりも1400~1600mあたりで活躍している馬が優勢なレース。

その点で1200mまでしか実績のないこの馬には試金石ともなるレースかと思います。

レースにはあまり関係ないかもしれませんが、この馬、アメリカ産馬ながら母の父がゴールドヘイローという変わり種なんですよね。

 

△にしたのは人気薄のレッドゲルニカ

近走は大敗が続いており、全然人気はないのですが、実はこの馬自身は東京ダート1400mには相性が良く、オープン特別での2勝を含む3勝を挙げているようになかなかの好結果を残しています。

父のカジノドライヴは現役時には中距離で活躍していましたが、産駒は1400mでも結構走っています。

 

人気の一角、ユラノトですがここでは可もなく不可もなく、といった印象です。

オープン、重賞戦線で上位争いを演じ続けているように実力は十分あるかと思いますが、ルメールへの乗り換わりで人気になりすぎるようにも思えますね。

確かにルメールはこの条件でも素晴らしい成績を残しているんですが、1400mは少し忙しい印象もありますし、ここでは印から外してみました。

 

クインズサターンについてもここではちょっと忙し過ぎる印象ですね。

最内枠も歓迎出来る材料ではないかと思われ、鞍上の四位のコース実績の無さも踏まえてここでは消そうかと思います。

 

◎にサンライズノヴァを挙げてしまっているので、馬券の買い方としてはあまり手広くは買いにくいですよね。

まだ買い方は決めていないのですが、今のところは素直に単勝で行ってみようかと考えています。