うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2019年 京成杯オータムハンデ予想

タイトルを書くときに思わず「京王杯…」と書き込んでしまいました(笑)

まあ、古くからの競馬ファンの方にはわかってもらえるんじゃないでしょうか。

 

で、京成杯オータムハンデですが、台風15号の影響が懸念されたこともあって、馬券の前日発売は見送られていたのですが、台風の襲来が8日夜以降になると見られるため、無事に開催に漕ぎ着けそうな雲行きです。

日中、多少の降水があるかもしれないのですが、まとまった降水はなさそうと見られているため、どうやら京成杯オータムハンデは問題なく行われそうです。

 

この開催は昔から非常に早い時計が出ることでも良く知られており、土曜日のレースでもかなりの好時計がマークされています。

準メインの木更津特別では1:32.1が記録されていますし、紫苑ステークスでも1:58.3のタイム。

まあ、普通に考えれば古馬重賞のここでは1:31台、ペースによっては1:30台まであろうかと思われます。

レオアクティブの持つレコードタイムの更新まであり得そうな馬場と言って良さそうです。

 

7日21:45時点での1番人気は前走の中京記念を制した3歳馬グルーヴィットで4.2倍。

続く2番人気はその中京記念で2着に来た3歳馬クリノガウディーで6.1倍。

以下、プロディガルサンが7.4倍、ジャンダルムが8.4倍、ディメンシオンが9.0倍、プールヴィルが9.7倍、トロワゼトワルが9.9倍と7頭が10倍を切るというハンデ戦らしい大混戦模様となっていますね。

 

では、ここから予想へと行ってみましょう。

 

京成杯オータムハンデ 予想

◎ ロードクエスト

〇 ストーミーシー

▲ ジャンダルム

△ キャプテンペリー

△ トロワゼトワル

 

 

◎ ロードクエスト

◎にはトップハンデ57キロを背負う3年前の覇者でもあるロードクエストを。

昨年のスワンステークス以降、一見冴えないレースが続いてはいましたが、実は着順の印象程大きく敗れてはいません。前走も6着と着順だけ見るとインパクトはありませんが、タイム差にして0.3秒。それも極限レベルの31.9の上がりをマークしてのものですから6歳馬ながらまだ能力的に衰えはないと見ます。

過去に同レースを制しているように適性は確かですし、ここは十分に狙えると見ています。

 

〇 ストーミーシー

こちらも6歳馬ですが衰えるどころかここに来て充実してきている印象。

前走の朱鷺ステークスでは後方から強烈な末脚を繰り出して1着。今回はメンバー的には明らかに一枚上の馬達との対戦ですが、中山マイルへの適性は過去にG3での3着もあり、決して低くはないものと見ており、引き続きここでも狙えると見ています。

 

▲ ジャンダルム

昨年の皐月賞以降は冴えないレースが続いており、すっかり早熟のレッテルを貼られている印象ですが、前走では藤井騎手に手が変わって6着と可能性を感じさせる走りを見せました。

今回は内枠がカギとなるように思います。出遅れ癖があり、後方からの競馬になる公算が高い馬だけにポジショニングが重要ですが、中途半端に外に出そうとせずに腹を割った騎乗を見せてくれればチャンスもあろうかと思います。

 

△ キャプテンペリー

全くの人気薄なんですが密かに狙っているのがこの馬。

重賞実績がない分どうしても地味に見えるのですが、中山マイルでの実績もあり、コースへの適性は十分と見ていますし、近走で示してきたパフォーマンスも決して低いものではないと判断していますし、津村騎手への乗り替わりもマイナスではないと見ます。

 

△ トロワゼルトル

昨春以降9戦して7連対。今年に入って以降はそのパフォーマンスの質も確実に高い水準のものを見せてきており、ここは一気の重賞挑戦となりますが、斤量も52キロと比較的楽なものとなっていますし、チャンスは十分かと見ます。