うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2019年 セントウルステークス予想

夏のローカル開催も先週で終わりを迎え、中央へと開催が戻ってきました。

今週のメインはスプリンターズステークスの前哨戦、G2セントウルステークス。

 

今年は夏のローカル開催のG3戦になかなかの好メンバーが出走したこともあって、13頭と頭数はやや控えめとなりました。

ただ、高松宮記念の覇者ミスターメロディがここから始動し、スプリント戦に矛先を向けてきたタワーオブロンドンと対決することになります。

 

ただ、過去に圧倒的な強さを誇ったロードカナロアがここで不覚を取ったこともありますし、この両雄で絶対!ではないかもしれませんね。

 

阪神競馬場は土曜日夜に多少の降水の予報もありますが、それほど雨量は多くならない見込みですし、相変わらず35℃程度の強烈な暑さですから馬場は良好な状態で行われそうです。

これだけ強烈な暑さが続いているだけに各馬の体調も気になるところですね。

 

では、ここから予想へと行ってみましょう。

 

セントウルステークス予想

◎ アンヴァル

〇 ダイメイプリンセス

▲ タワーオブロンドン

 

 

夏は牝馬(もう9月になりましたが)、というわけでもないんですが、ここは牝馬2騎から狙おうかと思います。

 

◎ アンヴァル

好位からの競馬が多かった同馬ですが前走北九州記念ではかなり後方からの競馬。

前が飛ばしていった分、展開が向いたのは間違いないですが素晴らしい脚を繰り出して3着と力を発揮してきました。昨年のこのレースでは10着と大敗していますが、その後は6戦して全て4着以内と明らかに当時を上回るパフォーマンスを見せ続けており、父譲りの成長力を示していますね。

 

〇 ダイメイプリンセス

前走の北九州記念は適性、展開が向いていたのは確かだと思いますが、斤量も1キロ減ってきますし、引き続きここでも狙えると判断しました。

阪神芝1200に於いてもキングヘイロー産駒は好相性を示していますし、暑い時期に調子を上げてきた実績を持つ馬ですからチャンスは存分にあると見ます。

 

▲ タワーオブロンドン

前走、前々走とスプリント戦に挑戦し、パフォーマンスを上げてきています。

馬群がゴチャつく中で苦しい競馬になった前走でもダノンスマッシュを上回る脚を見せていますし、流石と言えるだけの力は示しています。

正直、ここで積極的に買いたいと思わせる要素はそれほど多くはないのですが、単に実力的に消し切れない、と判断して印を打っています。

 

今回、印を打ったのはここまでとしました。

 

高松宮記念馬のミスターメロディですが、前走で「G1馬」という格を背負うことになりましたが、この馬が本当に高いスプリント能力を持っているのかを問われるのはこれからかと思います。

高松宮記念は確かに見事な走りでしたが、それまでの走りは決して安定感を感じさせるものではなかっただけに人気を背負う今回は切ることにしました。

 

人気の一角に推されるであろうイベリスですが、正直言ってここまでのパフォーマンスはやや物足りない印象です。

ロードカナロア産駒ということで短距離適性に期待を持たれていることもあろうかと思いますが、それが過剰人気になることも少なくないだけにここは消しです。