2020年 東海ステークス予想
今週はアメリカジョッキークラブカップ…なんですが、ひねくれ者の私は裏開催の東海ステークスの予想をば。
何となくアメリカジョッキークラブカップの方が格上のような見方をされがちではありますが、どちらも同格のG2ですし、むしろG1へ向けて繋がりがより深いと思われるのはむしろ東海ステークスだったりもしますしね。
で、その東海ステークスですが昨年の覇者インティが出走してきます。
昨年、条件戦を立て続けに楽勝してきたインティはその勢いのまま、このレースでも力の違いを見せつけるような完勝劇を収め、フェブラリーステークスではゴールドドリームを打ち破り、見事にG1制覇を収めることになりました。
その後、インティはG1での勝利こそ恵まれてはいませんが、G1級の力を見せるレースG続いています。
チャンピオンズカップでも果敢にレースを引っ張り、最後はクリソベリルとゴールドドリームに差されてしまいましたが、流石と言える走りを披露しています。
人気はインティが背負うものとなりそうですが、インティが実績通りの強さを示してフェブラリーステークスに向かうのか、はたまた新星が台頭してくることになるのか。
では、予想です。
東海ステークス 予想
◎ ヴェンジェンス
〇 スマハマ
▲ エアアルマス
△ インティ
◎はヴェンジェンス。
同舞台のみやこステークスを勝利。血統的にもこのコースでの好走例は少なくなく、このコースへの適性は高いように思われます。
前走チャンピオンズカップでは7着とそれほど目立つ内容ではありませんでしたが、大外枠を引いて後方からの競馬を強いられてのもので、着順のそのまま鵜呑みに出来るものではないと見ています。
〇にスマハマ。
前に行きたい同馬には格好の好枠を引いています。何が何でも逃げなければ競馬にならないというタイプでもないのでインティの出方とこの馬の存在がペースを握ってきそうです。昨年は離されての3着ですが、昨年よりは枠順、斤量面ではインティより有利に立てそうです。ネオユニヴァース産駒は好結果を出しているコースですし、重めの馬場でレコード勝ちして経験もあるように適性は十分にあると見ます。
▲にしたのはエアアルマスを。
人気で大敗してしまった武蔵野ステークス以来のレースとなります。ただ、このレースではスムーズさを欠いてのもので力は出し切ってはいないように見ています。
このコースではヴェンジェンスを相手に快勝、そのヴェンジェンスは次のみやこステークスを制しており、重くなった馬場では少なくとも同等クラスの力量はあるものと思われます。
△にインティを。
この馬、自分のレースに持ち込めると並の馬ではそうそう歯が立たない一方でムラもあり、負ける時はアッサリも。ただ、こうした馬に乗せると上手いのが武豊でもあります。ある程度、スピードが求められるような馬場の方が適性は高いものと思われ、今の京都は十分にインティが力を出せる舞台となっているように感じられます。
やはり、軽視は出来ないものと見ます。
人気馬ばかりとなってしまいましたが、ここは素直にそうした馬達の力量を評価します。