うまコラ

競馬歴28年の筆者が綴る競馬コラム

2019年 大阪杯予想

今週は阪神競馬場で大阪杯が、UAE、メイダン競馬場ではドバイワールドカップなどが行われるドバイミーティングが行われ、数多くのスターホース達が出走してくる豪華な週末となります。

個人的な事情で恐縮なんですが、現在は山形県酒田市へと出張中で、パソコンは自宅に置いてきているので(持ってくることが出来なかったわけではないのですが、長期の出張のため持参していません)、今週はスマホでの予想と更新となります。

なかなか時間が取れない都合上、何とか大阪杯だけでも…ということで予想を掲載していこうと思います。

まだG1となって歴史の浅い大阪杯。
賞金も他の古馬中長距離G1と比較するとやや低めとなる1着賞金1億2000万円というレースではありますが、今年はハイレベルな顔触れが名を連ねることになりました。
昨年の有馬記念を制したブラストワンピース、ダービーを制しているワグネリアンとマカヒキ。
昨年2着のペルシアンナイト、皐月賞馬のアルアインとエポカドーロ。
ジャパンカップで2着のキセキやマイルチャンピオンシップを制したステルヴィオ。
本格化を迎えてきているエアウィンザーにサングレーザーと素晴らしいメンバーとなっており、間違いなく大阪杯史上最高のメンバーで行われることになります。

出走馬の殆どが主役を張れるだけの実力馬。
ちょっとした展開や体調、適性の差などで結果にも差が出てきそうですね。

レース予想

◎ ペルシアンナイト
◯ ブラストワンピース
▲ サングレーザー
△ キセキ

◎には昨年のこのレースでスワーヴリチャードの2着だったペルシアンナイトを。
この馬の父であるハービンジャーは阪神芝2000mでは非常に秀逸な実績を残している種牡馬。
前走金鯱賞ではダノンプレミアムの前に完敗を喫していますが、調教の動きも良く、ここで十分巻き返しは可能と見ています。
各馬の実力が拮抗しているレースだけに鞍上でデムーロというのも期待出来そうです。

◯にはペルシアンナイト同様、このコースに強いハービンジャー産駒のブラストワンピースを。
父だけでなく、母父のキングカメハメハもこのコースには強く、ブラストワンピース自身も昨年の毎日杯で楽勝しており、適性については期待が掛けられると思います。
休み明けではありますが、乗り込んできており、有馬記念時を上回る好時計で追い切られており、十分勝負になるだけの仕上がりと見ます。

▲にしたのはサングレーザー。
マイラーのイメージも少なくない馬ですが、昨年は折り合い面で進境を見せ、札幌記念を制し、天皇賞でも素晴らしい末脚で迫っており、今や2000mでの不安は殆どないかと思います。
ビッグネームが多い中でG1勝ちのないこの馬ですが、それで人気の盲点にでもなれば美味しいのではないかとも思いますね。

△にしたのは菊花賞馬キセキ。
昨秋の毎日王冠以降の4戦では果敢に逃げ続け、非常に内容の濃いレースを見せ続けてきました。
このメンバーの顔触れを見る限り、ペースを握ることになるだろうこの馬ですが、無理にこの馬に競りかけてくる馬は特に見当たらず、上手くスピードの持続力を生かすレースが出来ればここでもチャンスは存分にあるんじゃないかと思います。

昨秋の神戸新聞杯以来となるダービー馬ワグネリアンですが、実力的には遜色ないだけのものはあると思うのですが、内枠がこの馬にとってどうなのかということと調教のタイムを見るとダービー時程でもないように思えたため、今回は切ることにしました。

印を打っていない馬の中では同じ舞台で走ったチャレンジカップはべらぼうな強さを見せたエアウィンザーあたりもチャンスはあろうかと思います。