2019年 スプリンターズステークス予想
29日は中山競馬場でスプリンターズステークスが行われます。
いよいよ秋のG1戦線がここからスタートします。
秋華賞との間に1週、11月1週にはG1レースは空くのですが、この週には凱旋門賞とJBCが行われますから競馬ファンにしてみれば、年末の有馬記念、ホープフルステークスまでロングランG1開催、という感覚になるでしょう。
当初出走を表明していたグランアレグリアの回避はありましたが、現在のスプリント戦線の主だった顔触れは殆どが顔を揃えたレースとなりそうです。
注目を集めるのは共に挑戦者の立場でもある2頭。
3歳夏以降に大きく力をつけ、前哨戦でもあるキーンランドカップも制し、まるで父ロードカナロアを思い起こさせるような成長を見せているダノンスマッシュ。
マイル路線からスプリント路線へと矛先を変え、1400m以下では抜群の安定感を示し、セントウルステークスでは驚異的な強さを見せたタワーオブロンドン。
共にG1タイトルこそないものの、既に幾つもの重賞でその強さを示して勝ってきている存在であり、既にG1タイトルを手にしているミスターメロディ、セイウンコウセイ、レッツゴードンキを圧倒する人気となりそうです。
では、予想へと行きましょう。
スプリンターズステークス 予想
◎ ダノンスマッシュ
〇 タワーオブロンドン
▲ ディアンドル
今回印を打ったのは3頭と絞り込んでみました。
◎ ダノンスマッシュ
血統面 B
現時点に於いては血統的な実績云々を語るにはサンプルが少ないと判断。可も不可もなし、という評価。
騎手 B⁺
川田騎手の同コース経験は多くはなく、可も不可もない評価。ただ、継続騎乗を続けている点は悪くはないと見る。
能力評価 A
昨秋以降レベルの高い走りを続けており、最上位級の評価。前走も着差以上の内容で優秀。
その他 B⁺
前目に行けるのは強み。内枠もマイナスにはならないとの評価。
〇 タワーオブロンドン
血統面 B
日本で殆ど走っていないレイヴンズパス産駒だけに評価の可否は難しくB評価。
騎手 B⁺
ルメール騎手が殆ど手綱を握ってきているのは好感。
能力評価 A
前走は圧巻のレコード勝ち。京王杯SCでも強さを見せておりダノンスマッシュと並び最上位評価。
その他 B⁺
キツいローテーションではあるものの臨戦過程としては悪くない評価。
▲ ディアンドル
血統面 B⁺
ルーラーシップ産駒でスプリント戦を走る馬は少なくなく評価は難しいが、母父スペシャルウィークは好走例は少なくない。
騎手 B⁺
乗り替わりだが、コンビ経験もありマイナスにはならないと評価。
能力評価 B
一線級との対戦がなく、現時点に於いてはB評価まで。
その他 B⁺
前走は出遅れての好走は評価。適度に間隔を空けながら順調に使われている点は好感が持てる。
印を打ったこの3頭に続く評価をしているのは、ミスターメロディ、イベリス、セイウンコウセイまで。