2019年 プロキオンステークス予想
実はフェブラリーステークス以来となるダートマイル以下のJRA古馬重賞だったりするこのプロキオンステークス。
昨年はドバイゴールデンシャヒーンで5着したスパイツタウン産駒の外国産馬マテラスカイが驚異的なレコードタイムをマークしての逃げ切り圧勝劇となりました。
そのマテラスカイ、兵庫ゴールドトロフィー、根岸ステークスと惨敗していたのですが果敢に挑戦したドバイゴールデンシャヒーンでは2着と世界レベルのスピードを再度発揮してきました。
秋にはコパノキッキングと共にBCスプリントへの遠征のプランもあるだけにここで半端なレースはしていられない、そんな立場も相まって現時点では単勝2倍台の人気で1番人気となっています。
この馬に関しては他馬との相対的な力関係というよりは如何に自身の走りが出来るか否かが勝負の分かれ道のようにも感じられます。
では予想に行ってみましょう。
プロキオンステークス 予想
◎ キングズガード
〇 アルクトス
▲ ウインムート
△ サクセスエナジー
◎ キングスガード
行き脚が付かず後方からの競馬になることの多い同馬にとっては格好の外枠。
この位置からならば芝を走れる距離も十分にあるのは有利なところ。
シニスターミニスター産駒はこの条件、かなり好走率も高くなっておりマテラスカイが引っ張ると思われるレースで前傾ラップになればチャンスは十分にあると見ます。
〇 アルクトス
東京のオープン特別を連勝してここへと挑んでくる同馬、前走では難しいレースになりやすい最内枠ながらも上手く好位を追走して勝利。ダート1700m以下ではここまで7戦6勝、連対率は100%。
着実に力はつけてきていますし、やや外目からの発走で芝を走れるのも悪くないでしょう。隣の9番枠に積極的に行くであろうマテラスカイ、8番枠にはウインムートがいますから内へのポジショニングはしやすいですし、ここは十分に勝負になると見ます。
▲ ウインムート
さきたま杯ではなかなかのメンバーを相手に完勝。
マテラスカイを相手にどのようなポジショニングが出来るかがカギとなりそうですが、地力自体は十分。地方の重たい馬場での好成績が目につく同馬だけに早めの時計が出やすい馬場でどうかという懸念は少なからずありますが、川田騎手がどのようにこの馬を導いていくのか見モノではありますね。
△ サクセスエナジー
地方とは言え、すでに3重賞を制している同馬、昨年のこのレースでも4着と力は見せているだけに流石に無視はしにくいところ。
6勝を挙げている松山騎手とのコンビでベストの1400。
前走はスタートで後手を踏んでしまい、その後も後手後手に回ってしまいながらのレースで力を出し切っていない印象もあり、ここでは△に抑えておきます。
マテラスカイ
前述しているように他馬云々と言うより、如何に自分の力を出し切れるかがこの馬にとってのポイントであるように思います。
ドバイで強烈なパフォーマンスを示した後だけに人気になるのは当然なのですが、いつでもそうした走りを見せられるわけではないのも事実だけにここでは過剰人気になる公算が高いと見て、あえての無印です。
勝たれたらもう仕方ないと諦めます。